膀胱タンポナーデを発症した第XII因子欠損症の猫の1例

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タイトル別名
  • A Case of Bladder Tamponade with Factor XII Deficiency in a Cat
  • 膀胱タンポナーデを発症した第Ⅶ因子欠損症の猫の1例
  • ボウコウ タンポナーデ オ ハッショウ シタ ダイ Ⅶ インシ ケッソンショウ ノ ネコ ノ 1レイ

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抄録

膀胱タンポナーデにより排尿困難を呈した3歳5ヶ月齢の去勢済み雑種猫において、術前の血液凝固系検査で著しいAPTTの延長が認められた。本症例は凝固因子活性検査の結果、第XII因子欠損症と診断された。本症例における膀胱タンポナーデの原因として、FLUTIやカテーテル挿入による医原性損傷が主たる要因として考えられたが、憎悪因子の1つとして第XII因子欠損症が関与していた可能性が疑われた。

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