大学初年次情報教育によるICT スキル習得に対する意識変化の分析

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タイトル別名
  • Analysis of Changes in Consciousness about ICT Skills Acquirement on the First-grade Information Education in a Japanese University
  • ダイガク ハツ ネンジ ジョウホウ キョウイク ニ ヨル ICT スキル シュウトク ニ タイスル イシキ ヘンカ ノ ブンセキ

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抄録

<p> 本研究では,都内私立大学1 年生(325 名)を対象に,大学初年次における演習系情報基礎科目の授業前後において,大学生のICT スキル習得に対する意識変化を追究するため,学部・専攻と授業の事前・事後による二元配置分散分析を行った。その結果,「ワープロソフトを使って,複雑なレイアウト(段落番号・箇条書き・段組みなど)を行うことができる」,「プレゼンテーションソフトを使って,文字のスライドを作成できる」の項目に交互作用が認められたことから,学部・専攻によって指導法や指導内容を検討する必要性が示唆された。また,「Web サイトによる情報検索ができる」の項目は単純主効果が認められ,事前よりも事後の方が有意に低いことが分かった。このことから,Web サイトによる情報検索に対する大学生の意識を高めるような指導法や授業内容の改善が課題として挙げられた。</p>

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