高いせん断耐力と剛性を持つ接合要素を用いた耐震補強事例─旧長岡市役所本庁舎の耐震補強─

書誌事項

タイトル別名
  • Report of Seismic Retrofitting Construction Using Joint Element with High Shear Strength and Shear Stiffness─Seismic Retrofitting of Old Nagaoka City hall─
  • 工事記録 高いせん断耐力と剛性を持つ接合要素を用いた耐震補強事例 : 旧長岡市役所本庁舎の耐震補強
  • コウジ キロク タカイ センダンタイリョク ト ゴウセイ オ モツ セツゴウ ヨウソ オ モチイタ タイシン ホキョウ ジレイ : キュウ ナガオカ シヤクショ ホンチョウシャ ノ タイシン ホキョウ

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抄録

旧長岡市役所本庁舎(平成26年3月より,“さいわいプラザ”と改称され,行政庁舎および複合用途として使用されている)は,耐震診断の結果,耐震補強が必要と判断されたため,主に制震装置を用いて補強されることとなった。しかし,鉄骨鉄筋コンクリート構造であるため,鉄骨のかぶり厚さに制約があり,補強部材と既存躯体の接合部にあと施工アンカーを用いることが極めて困難であった。そこで,あと施工アンカーに代わり,耐震補強用のシアキー(ディスクシアキー)を用いることとした。さらに,本建築物を使って,現場せん断実験を行うことで,ディスクシアキーを実際の建物に適用しても,良好な性状を発揮することを確認した。

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 52 (11), 1013-1017, 2014

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (3)*注記

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