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書誌事項
- タイトル別名
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- A case of severe liver injury induced by silodosin
- 症例報告 Silodosinにより重篤な薬物性肝障害を惹起した1例
- ショウレイ ホウコク Silodosin ニ ヨリ ジュウトク ナ ヤクブツセイ カン ショウガイ オ ジャッキ シタ 1レイ
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抄録
63歳男性.前立腺肥大症に対して選択的α1a遮断薬(Silodosin 8 mg)及び漢方薬(ツムラ八味地黄丸®7.5 g)を前医から処方され服用していた.服用開始14日後より褐色尿を自覚し,同27日後の血液検査にてT.Bil 10.6 mg/dl,AST 2,707 IU/L,ALT 3,035 IU/Lと肝障害を認め,当院へ紹介され入院となった.肝炎ウィルス,自己免疫疾患関連マーカーは陰性,過度の飲酒歴はなく,薬物性肝障害を疑った.入院後I度肝性脳症出現し,プロトロンビン時間は40%以下に低下,トランスアミナーゼも遷延・増悪したため,重症急性肝炎と診断し,プレドニゾロン40 mg/日を開始した.その後肝障害は軽快し,プレドニゾロンを漸減し中止した.薬物リンパ球刺激試験ではSilodosinが陽性,薬物性肝障害のスコアリングで肝細胞障害型の8点であり薬物性肝障害と診断した.Silodosinによる薬物性肝障害の稀な1例を報告した.
収録刊行物
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- 肝臓
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肝臓 55 (11), 670-676, 2014
一般社団法人 日本肝臓学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204792971136
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- NII論文ID
- 130004705846
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- NII書誌ID
- AN00047770
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- ISSN
- 18813593
- 04514203
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- NDL書誌ID
- 025931708
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可