麹菌新規ペプチダーゼの機能と味噌等の醸造工程における役割について
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- 楠本 憲一
- 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Function of Novel Endogenous Peptidase of Koji Mold, in the Point of Intracellular Physiology and Brewing of Soybean Paste
- コウジキン シンキ ペプチダーゼ ノ キノウ ト ミソ トウ ノ ジョウゾウ コウテイ ニ オケル ヤクワリ ニ ツイテ
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抄録
味噌,醤油,清酒等の発酵食品を支えている麹菌は,ゲノム解析の結果から100以上のペプチダーゼ遺伝子を持つことがわかってきた。ペプチダーゼは,タンパク質からアミノ酸やペプチドを遊離し,発酵食品の旨味を生成する重要な役割を持つが,麹菌ポストゲノム研究の一環として麹菌が保有するペプチダーゼの機能についての研究が進行している。本解説では,ポストゲノム研究として行われている,新規アスパルチルアミノペプチダーゼの機能解明と発酵食品製造への寄与について,最新の研究成果の一端をわかりやすく解説していただいた。
収録刊行物
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- 日本醸造協会誌
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日本醸造協会誌 109 (12), 852-859, 2014
公益財団法人 日本醸造協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681104667776
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- NII論文ID
- 40020300780
- 130006673535
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- NII書誌ID
- AN10034389
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- ISSN
- 21864012
- 09147314
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- NDL書誌ID
- 025982355
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可