プラスマローゲンの吸収特性と血中プラスマローゲンのバイオマーカーとしての有用性

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タイトル別名
  • Absorptive Characteristics of Plasmalogen and Availability of Serum/Plasma Plasmalogen as the Biomarker
  • プラスマローゲン ノ キュウシュウ トクセイ ト ケッチュウ プラスマローゲン ノ バイオマーカー ト シテ ノ ユウヨウセイ

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抄録

<p>プラスマローゲンはリン脂質のサブクラスの一種で,動物組織全般に広く分布し,食品としてもある程度日常的に摂取しているリン脂質である。しかし,その吸収に関しては不明な点が多い。またプラスマローゲンは,ビニルエーテル結合による抗酸化作用が考えられ,リポタンパク質中のプラスマローゲンによるコレステロール酸化抑制および動脈硬化症の予防効果が示唆されている。我々は,長年,このリン脂質について研究をおこなってきた。本稿では,プラスマローゲンの吸収特性と血中プラスマローゲンの動脈硬化症のバイオマーカーとしての可能性に関して紹介する。</p>

収録刊行物

  • Oleoscience

    Oleoscience 15 (2), 53-60, 2015

    公益社団法人 日本油化学会

参考文献 (8)*注記

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