書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Porous <i>it</i>-PMMA Thin Films With Well Recognizable Stereoregularity when Prepared by Layer-by-Layer Assembly
- ポリメタクリルサン メチル オ モチイタ コウゴ セキソウ ハクマク カラ コウチク サレル リッタイ キソクセイ オ ニンシキ カノウ ナ ナノ ハンノウジョウ ニ カンスル ケンキュウ
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抄録
イソタクチック(it-)ポリメタクリル酸メチル(PMMA)とシンジオタクチック(st-)ポリメタクリル酸(PMAA)を用いた交互積層(LbL)法では,基板上にステレオコンプレックス(SC)薄膜を調製可能であり,アルカリ水溶液でst-PMAAを除去すると立体規則性を認識可能なナノ反応場,「it-PMMA多孔性薄膜」が調製されることが知られている.これを利用して,高度な立体制御と分子量制御が可能なテンプレート重合法が報告されているが,その重合機構はいまだ不明な点が多い.分子技術の概念に基づいた本重合系の理解を深めるため,上述のit-PMMA多孔性薄膜について,その構造解析,種々の重合条件を変化させたテンプレート重合,さらに薄膜形態を観察し,多角的に実験を行った.これらの結果をもとにして,本テンプレート重合法のメカニズムを検討し,立体規則性を認識できるナノ反応場の特性について考察した.
収録刊行物
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- 高分子論文集
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高分子論文集 72 (5), 261-274, 2015
公益社団法人 高分子学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681503100800
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- NII論文ID
- 130005070951
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- NII書誌ID
- AN00085011
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- ISSN
- 18815685
- 03862186
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- NDL書誌ID
- 026441900
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可