「教義なきキリスト教」か「新しい教義」か : オットー・ドライアーとユリウス・カフタンの論争に関する一考察

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タイトル別名
  • Non-dogmatic Christianity or "new dogma"? : debate between Otto Dreyer and Julius Kaftan
  • 「キョウギ ナキ キリストキョウ」カ「アタラシイ キョウギ」カ : オットー・ドライアー ト ユリウス・カフタン ノ ロンソウ ニカンスル イチコウサツ
  • 教義なきキリスト教か新しい教義か : オットードライアーとユリウスカフタンの論争に関する一考察

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抄録

いわゆるドイツ使徒信条の一つに、高位の牧師オットー・ドライアーとベルリン大学神学部のユリウス・カフタンによる論争がある。ドライアーが「教義なきキリスト教」を唱えたのに対し、カフタンは伝統的な教義を再構成すべきだとした。ドライアーの意見は近年、使徒信条論争の中心的人物の一人であるアドルフ・フォン・ハルナックに影響を与えたとして注目を集めている。本論文ではこの観点から両者の論争の意義を再検証している。

収録刊行物

  • 基督教研究

    基督教研究 77 (1), 59-74, 2015-06-23

    基督教研究会

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