VIII.骨髄異形成症候群

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タイトル別名
  • VIII. Myelodysplastic Syndromes
  • 骨髄異形成症候群
  • コツズイイケイセイ ショウコウグン

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抄録

骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes:MDS)は造血幹細胞の異常に起因するクローン性疾患で,無効造血による血球減少と白血病化を特徴として多彩な病態を示す.様々なゲノム,エピゲノム異常が同定されており,高齢者に多いため,本邦でも患者数増加が想定されている.根治療法は同種造血幹細胞移植だが,一部の低リスク例に対してダルベポエチンが,5q―症候群にはレナリドミドが有効である.移植が実施されない高リスク例にはアザシチジンが投与される.

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参考文献 (3)*注記

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