地域医療連携における双方向性のある情報技術活用(ガバメント2.0)における課題

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  • チイキ イリョウ レンケイ ニ オケル ソウホウコウセイ ノ アル ジョウホウ ギジュツ カツヨウ(ガバメント 2.0)ニ オケル カダイ

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抄録

地域医療においては様々な情報共有が不可欠であるが、情報技術の進歩により専門職間のみに留まらず、患者側も含めた新たな情報共有の枠組が必要である。先行研究において、在宅人工呼吸器装着児(者)の保護者らはインターネットの使用に関し、顔の見える関係性、在宅サービスに関する情報の一元化、医療サービスに関する窓口、等を期待していた。そこで本調査では、双方向性のある情報技術活用における課題について先行文献をもとに分析を行った。その結果、一般的なマナーの遵守に加え、利用者の特性への配慮、情報リテラシーへの配慮、参加者の資格の設定等が課題として明確になった。またフラッシュモブは、停電時や災害時にも正常に使えるのであれば、有用な医療情報提供ツールになる可能性があるが、新しい情報技術を社会に適用する際の役割変容に関する合意と学習手段について検討する必要性が示唆された。

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