『保健医療社会学論集』の投稿動向と査読動向の分析(2015年3月末集計)

書誌事項

タイトル別名
  • The Analysis of Contribution–Review System on <i>the Japanese Journal of Health and Medical Sociology</i> (2013–2014)
  • 『 ホケン イリョウ シャカイガク ロンシュウ 』 ノ トウコウ ドウコウ ト サドク ドウコウ ノ ブンセキ(2015ネン 3ガツ スエ シュウケイ)

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抄録

本稿では、2013–2014年度の日本保健医療社会学会編集委員会の活動記録の一つとして、『保健医療社会学論集』(以下適宜『論集』または、本誌と表記)の投稿動向および査読動向のデータを提示し、若干の分析を添える。投稿数は頭打ちであり、かつ、査読を通過して掲載される率(掲載率)は低下傾向にある。また、評価ワレ率と審査日数の平均値がともに増大している(2011年に本誌が受け付けた論文においては、『社会学評論』よりも審査日数は短かったが、2013年に本誌が受け付けた論文においては、『社会学評論』よりも審査日数が長くなっている)。この変化の原因は不明だが、「第三査読者の負担増問題」が再燃しており、対策が必要となってきている。また、単著論文に対する共著論文の比率が漸増してきており、この傾向に対応した執筆支援および投稿支援体制づくりが今後は検討されてよいだろう。

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