第二京阪道路の沿道整備と鳥類分布との関わりについて

  • 寺田 真幸
    京都府立大学生命環境学部(現:三井共同建設コンサルタント株式会社)
  • 福井 亘
    京都府立大学大学院生命環境科学研究科
  • 宮本 脩詩
    京都府立大学大学院生命環境科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • A case study on the relationship between road improvements of the second Keihan highway and birds habitat
  • ダイニ ケイハン ドウロ ノ エンドウ セイビ ト チョウルイ ブンプ ト ノ カカワリ ニ ツイテ

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抄録

都市域や都市近郊部の高速道路では,沿道に植栽空間や遮音壁を設けている。本技術報告は,大阪と京都を結ぶ第二京阪道路の沿道において,沿道の植栽や道路構造物と鳥類との関係を探り,生態系に配慮した道路整備に活用することを目的とした。樹木,草本,構造物をGISデータベース化し,鳥類との関連性を探った結果,植栽空間の低木や草本群の面積により,鳥類の多様性が高まることを示すことができた。また,樹木の多い地点では鳥類の高速道路の横断数が減少傾向にあることが明らかとなった。

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