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- 堤 浩子
- 月桂冠株式会社 総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Mechanism of aroma production in Japanese sake
- セイシュ コウボ ノ コウキ セイセイ キコウ
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抄録
<p>清酒には多くの味と香りの成分が含まれており,特に香りは清酒の第一印象を特徴づける重要な因子である.香りの中でも,フルーティーな香り“吟醸香”を代表する香りとして,リンゴ様の香りであるカプロン酸エチル,バナナ様の香りである酢酸イソアミルがある.それぞれの香りは,清酒酵母が発酵醸造中に生成し,その生成機構も近年明らかになっている.カプロン酸エチルは酵母の脂肪酸合成経路から生合成し,酢酸イソアミルはアミノ酸合成経路から生合成される.それぞれの香りを多く生成する酵母育種方法も開発され,現在清酒醸造において,実際に実用酵母として用いられている.</p>
収録刊行物
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- におい・かおり環境学会誌
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におい・かおり環境学会誌 46 (5), 346-349, 2015-09-25
社団法人 におい・かおり環境協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763100836608
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- NII論文ID
- 130007601962
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- NII書誌ID
- AA11827805
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- ISSN
- 13497847
- 13482904
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- NDL書誌ID
- 026778222
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可