面発光レーザーの進展

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タイトル別名
  • Advances in surface emitting lasers
  • メン ハッコウ レーザー ノ シンテン

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抄録

<p>現在の短距離系光通信の光源として中心的な役割を果たしている面発光レーザーの発明から,およそ38年が経過した.これまでの研究開発により,レーザーとしての性能も通常の半導体レーザーをしのぐようになり,アレイ化などの特徴を生かした応用も実証されてきた.特に短距離の光リンク用光源として成長し,光センサ,医療応用,光無線,光加工などの新しい応用分野も考えられている.今後,デバイス技術の一層の進展により,光インターコネクト,光アクセス網,レーザー照明など多様な分野への展開が期待できる.ここでは,面発光レーザーの高速直接変調,波長制御技術,ビーム掃引など,面発光レーザーの最近の進展について述べる.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 84 (12), 1078-1085, 2015-12-10

    公益社団法人 応用物理学会

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