有機フッ素化合物の国際規制動向と分解無害化・再資源化反応の開発

書誌事項

タイトル別名
  • International Regulatory Trend and Development of Decomposition Techniques for Environmentally Persistent Organofluorine Compounds
  • ユウキ フッソ カゴウブツ ノ コクサイ キセイ ドウコウ ト ブンカイ ムガイカ ・ サイシゲンカ ハンノウ ノ カイハツ

この論文をさがす

抄録

<p>有機フッ素化合物は熱的,化学的に安定で,高い界面活性作用や低粘性,低屈折率等の優れた性質を持つ。このため様々な産業あるいは消費者向けの用途があり,新材料の研究も盛んである。一方で環境中に残留しやすく,廃棄物の分解処理も困難,さらにPFOSやPFOAと呼ばれる一部の化合物やその関連物質には生体蓄積性があるという側面もある。本稿ではこのような有機フッ素化合物の製造や使用に係る世界の規制動向と,最近我々が取り組んでいる先端フッ素材料に関する分解・再資源化反応の研究成果について報告する。</p>

収録刊行物

  • Oleoscience

    Oleoscience 16 (3), 111-118, 2016

    公益社団法人 日本油化学会

参考文献 (28)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ