忌避剤利用とその現状

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タイトル別名
  • Use and present situation of repellent
  • キヒザイ リヨウ ト ソノ ゲンジョウ

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抄録

<p>害虫防除の手段には様々なものがあるが,その中で「忌避」は抵抗性の獲得や残留性の懸念が「殺虫」などと比べて少ないというメリットを持つ.テルペン類をはじめとする忌避活性成分に関しては,これまでにも数多くの報告がなされている一方,そのメカニズムや構造─活性相関についての研究は十分とは言えない.今日では,昆虫のみならず鳥類や哺乳類を対象として多種多様な忌避剤が販売され,剤形や用途も多岐に亘る.昨今,商品に対して安心・安全を求める消費者が増える中,今後,忌避剤市場はさらに拡大していくであろう.</p>

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