ハリウェルの「三匹の子豚」の文化史的読解(その1) : AT124 話型の英仏類話との関連において

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タイトル別名
  • A Cultural Reading of Halliwell’s “The Story of the Three Little Pigs” (AT124) and its French and English variants
  • ハリウェル ノ 「 サンビキ ノ コブタ 」 ノ ブンカシテキ ドッカイ(ソノ 1)AT124ワガタ ノ エイフツルイワ ト ノ カンレン ニ オイテ

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抄録

(その1) 1.はじめに 2.フランス民話とイギリス民話 a.参照類話 i)フランス語圏類話 ii)英語圏類話 b.ドラリュによるAT124 話型の物語要素分析 c.ハリウェル版の物語形態 d.英仏類話の特徴 i)家の破壊方法 ii)ハリエニシダとシダの示す場所:伝承童謡の世界の象徴 iii)家を出る理由と教訓性 iv)家の素材の選択と論理性 (その2) 3.モチーフ分析 a.ハリエニシダ i)シダのある風景と「赤ずきん」 ii)ハリエニシダとイギリス文学 b.カブラ i)文学のなかのカブラと食文化のなかのカブラ ii)ハロウィーンとバター攪拌器 iii)ハロウィーンとカブラ iv)ハロウィーンとリンゴ 4.農業革命と産業革命 a.カブラとイギリス農業革命 b.農村共同体の崩壊:イギリス食文化の衰退 c.「こども」を描いた19 世紀文学:「悲惨さ」 5.おわりに

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