（<i>n</i>, γ）法で得られる⁹⁹Moからの高濃度^99mTc溶液の大量製造技術の評価

• 棚瀬 正和

  株式会社千代田テクノル

• 藤崎 三郎

  株式会社千代田テクノル

• 太田 朗生

  株式会社千代田テクノル

• 椎名 孝行

  株式会社千代田テクノル

• 山林 尚道

  株式会社千代田テクノル

• 竹内 宣博

  株式会社千代田テクノル

• 土谷 邦彦

  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

• 木村 明博

  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

• 鈴木 善貴

  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

• 石田 卓也

  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

• 小林 正明

  富士フイルムRIファーマ株式会社

• 河村 弘

  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

書誌事項

タイトル別名

• Technical Estimation for Mass Production of Highly-concentrated ^99mTc Solution from ⁹⁹Mo to be Obtained by (<i>n</i>, γ) Reaction
• (n,γ)法で得られる⁹⁹Moからの高濃度⁹⁹mTc溶液の大量製造技術の評価 : ⁹⁹mTcの代わりに非放射性Reを用いた基礎的検討
• (n,g)ホウ デ エラレル ⁹ ⁹ Mo カラ ノ コウノウド ⁹ ⁹ mTc ヨウエキ ノ タイリョウ セイゾウ ギジュツ ノ ヒョウカ : ⁹ ⁹ mTc ノ カワリ ニ ヒホウシャセイ Re オ モチイタ キソテキ ケントウ
• —^99mTcの代わりに非放射性Reを用いた基礎的検討—
• —A Preliminary Study Using Inactive Re Instead of ^99mTc—

抄録

⁹⁸Mo（n, γ）⁹⁹Mo反応で生成する⁹⁹Moから高放射能濃度の^99mTc溶液を得る方法として，⁹⁹Mo/^99mTcのアルカリ溶液からの^99mTcのMEKによる溶媒抽出，塩基性アルミナカラムによる精製，酸性アルミナカラムによる吸着，溶離により^99mTc溶液を製品とする方法を提案した。本研究では，その基礎的検討として，^99mTcの放射能として2.5～36.7 TBqに相当する量の非放射性Reを代替元素として用い，Reの酸性アルミナカラムへの吸着及びその溶離特性について調べた。その結果，本試験条件のRe量において，短時間の操作時間で高い回収率を示し，JMTRで生成する15 TBq規模での高濃度^99mTcの製造でも，酸性アルミナカラムは十分適用可能であることが明らかになった。

収録刊行物

• ＲＡＤＩＯＩＳＯＴＯＰＥＳ

  ＲＡＤＩＯＩＳＯＴＯＰＥＳ 65 (5), 237-245, 2016

  公益社団法人 日本アイソトープ協会

キーワード

• (<i>n</i>, γ) reaction of molybdenum-98
• mass production of technetium-99m
• rhenium
• highly-concentrated technetium-99m solution
• extraction with methyl ethyl ketone
• acidic alumina column
• adsorption
• elution
• Japan Materials Testing Reactor

詳細情報

• CRID: 1390282679133224704
• NII論文ID: 130005150902
• NII書誌ID: AN00351589
• DOI: 10.3769/radioisotopes.65.237
• ISSN: 18844111
• ISSN: 00338303
• NDL書誌ID: 027348356
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027348356
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/radioisotopes/65/5/65_650503/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可