書誌事項
- タイトル別名
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- Variants of papillary thyroid carcinoma
- コウジョウセン ニュウトウガン ノ トクシュガタ
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抄録
<p>甲状腺乳頭癌は,腫瘍細胞の特徴的な核の形態学的所見によって定義されており,重畳核,すりガラス状核,核溝,核内細胞質封入体といった核所見が乳頭癌を特徴づけている。一方で,乳頭癌は多彩な組織像を呈し,乳頭状構造を主体とする通常型以外にも,特徴的な組織構築,細胞所見,周囲間質の変化を伴った組織亜型が存在する。甲状腺癌取扱い規約第7版ではこれらを特殊型variantとし,1)濾胞型,2)大濾胞型,3)好酸性細胞型,4)びまん性硬化型,5)高細胞型,6)充実型,7)篩型を収載している。近年,それぞれの特殊型に特徴的な臨床像,生物学的態度,遺伝子異常が明らかにされつつあり,これら特殊型を理解しておくことは実臨床上も有益である。本稿では,取扱い規約に記載された乳頭癌特殊型のなかで,代表的な「濾胞型」,「びまん性硬化型」,「高細胞型」,「充実型」,「篩型」の定義,臨床像,病理組織所見,遺伝子異常を概説する。</p>
収録刊行物
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- 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 33 (2), 73-77, 2016
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205425326592
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- NII論文ID
- 130006910776
- 40020884700
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- NII書誌ID
- AA12566955
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- NDL書誌ID
- 027492840
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- ISSN
- 21869545
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可