バスロケーションシステムデータとデジタルタコグラフデータによる一般車両の走行軌跡推定

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タイトル別名
  • Estimation of Trajectories of Ordinary Vehicles Based on Data Acquired by a Bus Location System and a Digital Tachograph System
  • バスロケーション システム データ ト デジタルタコグラフデータ ニ ヨル イッパン シャリョウ ノ ソウコウ キセキ スイテイ

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抄録

旅行時間等の時空間分布を常時観測し、その期待値および信頼性指標値を把握することは、今や道路のサービス水準評価のために必須であり、プローブデータの適用も実現しつつある。しかし、特に地方都市の渋滞区間では、プローブ情報利用車の迂回のために観測サンプルが不足する可能性がある。本研究は、これを時空間的に補完するため、路線バスのプローブ車両としての利用を目的とした。本研究で用いた 0.5 秒周期の走行速度の計測値等のデジタルタコグラフデータは、法定により膨大な蓄積があるが、時刻データの精度に課題があった。この補正とバス停停止の識別のためにバスロケーションシステムデータを組合せ、バス停停止とその前後の加減速の影響を直接的に除外して一般車両の走行軌跡を推定し、一般車プローブデータとの比較により精度検証した。

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