オープンアクセスとクリエイティブ・コモンズ採用における注意点：開かれた研究成果の利活用のために

• 水野 祐

  特定非営利活動法人コモンスフィア（クリエイティブ・コモンズ・ジャパン） シティライツ法律事務所

書誌事項

タイトル別名

• The key points of the adoption of Creative Commons for Open Access: Towards open and useful research results
• オープンアクセス ト クリエイティブ ・ コモンズ サイヨウ ニ オケル チュウイテン : ヒラカレタ ケンキュウ セイカ ノ リ カツヨウ ノ タメニ

抄録

公的資金を使った研究論文のオープンアクセス化が進んでいる。しかし，オープンアクセスといえるためには誰もが自由にアクセスでき，かつ自由に再利用できることが必要とされており，単に公開だけではなく，二次利用にも重点が置かれなければならない。本稿では，オープンアクセス化におけるライセンスとして，世界的にデファクト・スタンダードとなっているクリエイティブ・コモンズの基本的な仕組みや現況を概説する。そのうえで，オープンアクセス化の際にクリエイティブ・コモンズを採用するメリット・デメリット，採用の際の検討事項，ハードルとなりやすい点などを解説する。

収録刊行物

• 情報管理

  情報管理 59 (7), 433-440, 2016

  国立研究開発法人 科学技術振興機構

キーワード

• クリエイティブ・コモンズ
• CC
• オープンアクセス
• OA
• 著作権
• 規約
• 二次利用
• 透明性

詳細情報

• CRID: 1390001205538595072
• NII論文ID: 130005597917
• NII書誌ID: AN00116534
• DOI: 10.1241/johokanri.59.433
• ISSN: 13471597
• ISSN: 00217298
• NDL書誌ID: 027626052
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027626052
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2016410635
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可