【研究報告】周産期・新生児領域の高度実践看護師からみた遺伝看護の継続教育への課題

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タイトル別名
  • Discussion of continuing educational program about genetic nursing for advanced practice nurses in perinatal and neonatal area.
  • ケンキュウ ホウコク シュウサンキ シンセイジ リョウイキ ノ コウド ジッセン カンゴシ カラ ミタ イデン カンゴ ノ ケイゾク キョウイク エノ カダイ
  • シュウサンキ ・ シンセイジ リョウイキ ノ コウド ジッセン カンゴシ カラ ミタ イデン カンゴ ノ ケイゾク キョウイク エ ノ カダイ

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抄録

<p>目的:周産期・新生児医療に携わる母性看護専門看護師と新生児集中ケア認定看護師の、遺伝看護ケアの現状や、学習に影響する要因を明確にすることにより、教育プログラム作成への示唆を得る。</p><p>方法:母性看護専門看護師27名と新生児集中ケア認定看護師94名を対象に、研究者らが作成した無記名自記式質問紙により、周産期・新生児期の遺伝看護ケアの実施状況、遺伝看護ケアに対する態度、および学習への動機と関心についての調査を行い、統計的資料を作成し、さらに質的データについては、質的内容分析を行った。</p><p>結果:母性看護専門看護師と新生児集中ケア認定看護師の約8割が、周産期・新生児期の遺伝看護ケアに積極的であり、やりがいをもって関わっていた。しかし、遺伝看護ケアに関する知識や経験不足によって、自己の力不足を認識していた。さらに、遺伝看護ケアの目標を設定し、評価が行えない状況がケアへの自信や満足感が得られない要因として挙げられた。</p>

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