手関節のバイオメカニクス

• 大森 信介

  香川県済生会病院整形外科

書誌事項

タイトル別名

• Biomechanics of the Wrist
• テ カンセツ ノ バイオメカニクス

抄録

　手関節は橈骨手根関節，手根中央関節，遠位橈尺関節の複合運動により，掌背屈，橈尺屈，回内外運動が可能な関節である．手関節の効果的なリハビリテーションを行うためには，手関節の機能解剖を理解することが重要である．しかし，手関節の3次元バイオメカニクスを含めた機能解剖についてはいまだ解明されていない部分も多く，議論も多い．本稿では，まず手関節の正常機能解剖について述べ，次に手関節外傷として頻度の高い橈骨遠位端骨折，DISI変形に代表される手根不安定症における3次元手関節バイオメカニクスについて述べる．

収録刊行物

• The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine

  The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 53 (10), 762-764, 2016

  公益社団法人 日本リハビリテーション医学会

キーワード

• 手関節
• バイオメカニクス
• 3次元動態
• 橈骨遠位端骨折
• 手根不安定症

詳細情報

• CRID: 1390001205275872256
• NII論文ID: 130005282194
• NII書誌ID: AN00250275
• DOI: 10.2490/jjrmc.53.762
• ISSN: 18818560
• ISSN: 18813526
• NDL書誌ID: 027721195
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027721195
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/53/10/53_762/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可