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- 大澤 隆文
- 環境省自然環境局
書誌事項
- タイトル別名
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- Research-implementation gap: What scientific knowledge and insights are needed for policy-making for natural environments?
- ケンキュウ-ジツム カン ギャップ : シゼン カンキョウ セイサク ガ ヒツヨウ ト スル カガクテキ ジョウホウ ・ チケン トワ?
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抄録
保全生物学の分野では長年に渡り、科学と実務の間のギャップの解消が課題になっていた。本稿では、国際および国内の両レベルにおけるギャップの現状を紹介する。国際的には、生物多様性条約の愛知目標の裏付け(根拠)やその進捗を計測するために科学的証拠・知見の必要性が課題とされている。国内においては、不足している科学的知見が明らかにされている場合もあるし、政策立案過程において様々な科学的疑問・課題が急な形で出てくる場合もある。本稿では、こうしたギャップに対応した研究の進展に寄与するため、行政が活用しやすい科学的情報の内容や提示の仕方や、研究者がそうした行政ニーズを知る方法についても意見を述べる。
収録刊行物
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- 保全生態学研究
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保全生態学研究 22 (1), 55-61, 2017
一般社団法人 日本生態学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680185292032
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- NII論文ID
- 130006602731
- 40021234546
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- NII書誌ID
- AA11857952
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- ISSN
- 24241431
- 13424327
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- NDL書誌ID
- 028314133
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可