<b>治打撲一方が奏功した三叉神経痛の一症例:</b><b>外傷の既往と圧痛点を目標に</b>

書誌事項

タイトル別名
  • <b>A Case of Trigeminal Neuralgia Effectively Treated with Jidabokuippo: Hint from Past Injury and Tender </b><b>Point</b>
  • 治打撲一方が奏功した三叉神経痛の一症例 : 外傷の既往と圧痛点を目標に
  • チダボク イッポウ ガ ソウコウ シタ ミツマタ シンケイツウ ノ イチ ショウレイ : ガイショウ ノ キオウ ト アツ ツウテン オ モクヒョウ ニ

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抄録

<p>顔面痛のある38歳女性。三叉神経痛と診断され,カルバマゼピンで痛みはある程度軽減していたが,漢方治療を希望して来院した。30年前の事故で顔面を強打した既往を手掛かりに,治打撲一方をカルバマゼピンと併用したところ痛みは改善し,高木の圧痛点も軽減もしくは消失し,最終的にカルバマゼピンを廃薬できた。外傷の既往と高木の圧痛点を認める神経痛症例には,同薬を試みる価値があると思われた。</p>

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