2016年北海道豪雨における常呂川での噴砂発生要因に関する調査

DOI 機関リポジトリ Web Site Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • INVESTIGATION FOR OCCURRENCE FACTOR OF SAND BOIL IN TOKORO RIVER DUE TO HOKKAIDO HEAVY RAIN DISASTER IN 2016
  • 2016ネン ホッカイドウ ゴウウ ニ オケル トコロガワ デ ノ フンサ ハッセイ ヨウイン ニ カンスル チョウサ

この論文をさがす

抄録

2016年北海道豪雨の際,常呂川では多数の噴砂が発生した.本研究では,この噴砂の発生要因を解明するため,発生した噴砂の規模と河川水位や河川縦断方向の土質との関連性について調べた.さらに,地盤調査によって噴砂が発生した周辺地盤の特性について把握した.その結果,裏のり尻から噴砂発生地点までの距離が大きくなるほど,噴砂の規模は小さくなる傾向にあることがわかった.また,噴砂より堤内側には行き止まり難透水性箇所と考えられる透水性の低いシルト質土層の分布が確認できた.さらに,表面波探査によって噴砂発生箇所に特徴的な地盤性状も把握できた.

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ