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- 斉藤 和之
- 海洋研究開発機構
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- 森 淳子
- 中央大学
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- 町屋 広和
- 海洋研究開発機構
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- 宮崎 真
- (株)ソニック
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- 伊勢 武史
- 京都大学フィールド科学教育研究センター
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- 末吉 哲雄
- 国立極地研究所
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- 山崎 剛
- 東北大学大学院理学研究科
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- 飯島 慈裕
- 三重大学
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- 伊川 浩樹
- 農業・食品産業技術総合研究機構
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- 市井 和仁
- 千葉大学環境リモートセンシング研究センター
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- 伊藤 昭彦
- 海洋研究開発機構 国立環境研究所
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- 大石 龍太
- 東京大学大気海洋研究所
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- 太田 岳史
- 名古屋大学大学院生命農学研究科
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- 堅田 元喜
- 茨城大学地球変動適応科学研究機関
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- 小谷 亜由美
- 名古屋大学大学院生命農学研究科
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- 佐々井 崇博
- 東北大学大学院理学研究科
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- 佐藤 篤司
- 積水化成品工業株式会社
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- 佐藤 永
- 海洋研究開発機構
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- 杉本 敦子
- 北海道大学地球環境科学研究院
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- 鈴木 力英
- 海洋研究開発機構
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- 田中 克典
- 京都大学農学研究科
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- 新田 友子
- 東京大学生産技術研究所
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- 庭野 匡思
- 気象庁気象研究所
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- Burke Eleanor
- Met Office
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- 朴 昊澤
- 海洋研究開発機構
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- 山口 悟
- 防災科学研究所雪氷防災研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Energy-water budget analysis of an Arctic terrestrial models intercomparison GTMIP
- ホッキョク リクイキ モデル ソウゴ ヒカク GTMIP ノ ネツ ・ ミズ シュウシ カイセキ
- Hydrological Variability and Changes in the Arctic Circumpolar Tundra and the Three Largest Pan-Arctic River Basins from 2002 to 2016
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抄録
北極陸域モデル相互比較(GTMIP)は観測-モデル研究連携の構築,現行の陸域過程モデルの不確実性把握,次世代モデル構築のための課題抽出を目的とし,物理系から生態系にまたがる国内外の21モデルと6観測サイトが参加して行われた.評価項目は熱・水収支,積雪・凍土,炭素循環にわたるが,本稿では4サイト(フェアバンクス,ケヴォ,ティクシ,ヤクーツク)の観測値をもとに構築した共通駆動データを使用した34年間(1980-2013)の比較(stage 1)での熱・水収支について,その結果を報告する. 大気との熱・水収支に関して,物理系と生態系モデルの間では系統的な差異は見られず,個々のモデルの特徴のほうが大きかった.サイト間でも挙動の違いがあるものの,モデルの種類や複雑さとは必ずしも連動せず,背景(植生や凍土状況)に起因する違いのほうが大きかった.全体的に,モデル中央値は観測値をよく代表する推定値であったが,特に地下部との熱・水収支に関わる積雪や土壌水分・地温については,既定値設定や実装過程の有無によるモデル性能の差異もしくは系統的誤差が生じており,今後のモデル改良・高度化における重要性が示唆された.
収録刊行物
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- 雪氷
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雪氷 80 (2), 159-174, 2018
公益社団法人 日本雪氷学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390576745205350016
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- NII論文ID
- 40021528944
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- NII書誌ID
- AN00131221
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- ISSN
- 18836267
- 20724292
- 03731006
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- NDL書誌ID
- 028955826
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可