南房総市富山湾におけるアラメ・カジメの消失に及ぼすガンガゼ類の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Grazing effect of Diadema spp. on loss of kelps Eisenia bicyclis and Ecklonia cave in Tomiyama Bay, Minamiboso City
- ミナミボウソウシ トヤマワン ニ オケル アラメ ・ カジメ ノ ショウシツ ニ オヨボス ガンガゼルイ ノ エイキョウ
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抄録
千葉県南房総市の富山湾では,近年藻場消失が確認されている。藻場消失の状況を把握するため,ガンガゼ類生息密度,海藻被度及び海底の地形を調査したところ,海藻被度の小さい転石帯では,ガンガゼ類の生息密度が高く,藻場が維持できるとされるガンガゼ類生息密度を上回っていた。そこで,藻場消失海域において,植食動物の侵入を防ぐ籠内及び籠外にアラメを設置した結果,籠外のアラメのみが消失した。このことから,藻場消失要因の1つは植食性動物による食害であることが認められ,ガンガゼ類の生息密度から,ガンガゼ類による影響が大きいと推定された。
収録刊行物
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- 千葉県水産総合研究センター研究報告
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千葉県水産総合研究センター研究報告 (12), 43-48, 2018-03
南房総 : 千葉県水産総合研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288723374720
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- NII論文ID
- 40021534278
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- NII書誌ID
- AA1215225X
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- ISSN
- 18810594
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- NDL書誌ID
- 028965500
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles