書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Bowel Obstruction with Multiple Diverticula in the Small Intestine Requiring Resection
- 症例 腸管切除を必要とした小腸多発仮性憩室を伴う腸閉塞の1例
- ショウレイ チョウカン セツジョ オ ヒツヨウ ト シタ ショウチョウ タハツ カセイ ケイシツ オ トモナウ チョウ ヘイソク ノ 1レイ
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抄録
症例は74歳,女性.腹痛,嘔吐を主訴に来院した.腹部CT検査でwhirl signと限局的な小腸の拡張を認めたため絞扼性イレウスを疑い,緊急手術を施行した.炎症性に肥厚した腸間膜を軸に360度捻転しており,Treitz靱帯より20cmから150cmの空腸に多発する仮性憩室を認めた.捻転解除を行い腸管は切除しない方針とした.術後早期に腸閉塞の再発を認めた.イレウス管造影で小腸に狭窄を認め,狭窄部位から肛門側への造影剤の流出が不良であった.狭窄が高度であると考えられたため再度手術の方針とした.手術所見は憩室開口部近傍に狭窄を認め,狭窄部より肛門側の腸管には憩室を認めなかった.Treitz靱帯より20cmから狭窄部までの空腸を切除した.術中の小腸内視鏡所見は粘膜憩室開口部に潰瘍形成を認め,病理所見では憩室炎が疑われた.憩室が器質的狭窄を引き起こし,腸閉塞の原因になりうると考えられた.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 79 (9), 1870-1873, 2018
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288142322432
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- NII論文ID
- 130007629044
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 029292992
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可