書誌事項
- タイトル別名
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- Molecular Design for Turning Oxidase into Dehydrogenase: Exploring of Oxygen Accessible Pathway
- 酸化酵素の脱水素酵素化を目指した分子デザイン : 酸素分子のゆくえを探る
- サンカ コウソ ノ ダッスイソ コウソカ オ メザシタ ブンシ デザイン : サンソ ブンシ ノ ユクエ オ サグル
- 酸素分子のゆくえを探る
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抄録
<p>酸化酵素とは酸素分子を電子受容体として基質の酸化反応を触媒する酵素である.酸化酵素を用いる近時の酵素センサーでは酸素の代わりにメディエーターとして人工電子受容体を用いた簡便な計測系が採用されている.しかし,酸素を優先的に電子受容体として用いる酸化酵素本来の性質から,試料中の溶存酸素と電子メディエーターとの間で電子授受が競合し,正確な測定ができない.そこで,酸化酵素を改良することで酸素との反応性を抑制した“脱水素酵素化”の実現が望まれている.本解説では,フラビンを補因子とする酸化酵素の脱水素酵素化に関する研究についてその分子デザインの取組みを紹介する.</p>
収録刊行物
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- 化学と生物
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化学と生物 56 (12), 781-787, 2018-11-20
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564227348095744
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- NII論文ID
- 130007748625
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- NII書誌ID
- AN00037573
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- ISSN
- 18836852
- 0453073X
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- NDL書誌ID
- 029383549
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可