近現代建築資料の編成記述―大髙正人建築設計資料群を事例に

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タイトル別名
  • Arrangement and Description of Modern Architectural Records: A Case Study of the Otaka Masato Archive
  • キンゲンダイ ケンチク シリョウ ノ ヘンセイ キジュツ : オオダカ マサト ケンチク セッケイ シリョウグン オ ジレイ ニ

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抄録

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本稿では、文化庁国立近現代建築資料館(以下、建築資料館)で収蔵している大髙正人建築設計資料群を事例に、近現代建築資料の編成記述について検討する。大髙正人(1923−2010)は、建築のみならず都市計画の分野でも活躍した建築家である。当該資料群はその活動の幅広さを反映しており、建築設計図面に加えて、大判の都市計画図や大量の報告書等も含まれている。建築資料館は2013年の開館以来、近現代建築資料の収集や展覧会開催を通じての活用とともに、資料整理の方法についても検討を行ってきた。その過程を振り返り、整理方法の再検討を行ったうえで、早期の閲覧公開を実現することを目指す観点から、近現代建築資料の編成記述方法について考察し、今後の課題について述べる。

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