NST介入によって栄養状態の改善をはかった歯肉癌の1例

• 原園 陽介

  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科

• 辻 祐子

  NTT東日本関東病院栄養部

• 山城 正司

  NTT東日本関東病院歯科口腔外科

• 奈良 智之

  NTT東日本関東病院外科

• 依田 哲也

  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科

書誌事項

タイトル別名

• A Case of Gingival Cancer with Improved Nutritional Status Through Nutrition Support Team （NST） Intervention
• NST カイニュウ ニ ヨッテ エイヨウ ジョウタイ ノ カイゼン オ ハカッタ シニク ガン ノ 1レイ

抄録

患者は65歳女性。右下顎歯肉癌，両側頸部リンパ節転移に対して外科手術が施行された。術後化学放射線療法初期に食事摂取困難となりNST介入がなされた。NST管理のもと，中心静脈栄養や胃瘻を用いて患者の栄養状態は徐々に改善した。摂食嚥下リハビリテーションを継続し経口摂取量が増加したため，造設後296日で胃瘻を抜去した。現在術後1年6か月経過し，病変の再発を認めず栄養状態は良好に保たれている。

収録刊行物

• Journal of Japanese Society of Oral Medicine

  Journal of Japanese Society of Oral Medicine 26 (2), 84-89, 2020

  日本口腔内科学会

キーワード

• 歯肉癌
• NST
• 胃瘻

詳細情報

• CRID: 1390288535621088768
• NII論文ID: 130008059508
• NII書誌ID: AA1257777X
• DOI: 10.6014/jjsom.26.84
• ISSN: 21866155
• ISSN: 21866147
• NDL書誌ID: 031264857
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I031264857
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsom/26/2/26_84/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2021133965
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可