腸間膜膿瘍を形成した小腸間膜放線菌症の1例

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タイトル別名
  • A Case of Small Bowel Mesenteric Actinomycosis Forming a Mesenteric Abscess
  • チョウ カンマク ノウヨウ オ ケイセイ シタ ショウチョウ カンマク ホウセンキンショウ ノ 1レイ

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抄録

<p>症例は81歳,男性.1カ月前から右下腹部痛を自覚し,1週間前から症状が増悪したため救急搬送された.精査の結果,腸間膜膿瘍の疑いで緊急手術となり,小腸部分切除術を施行.術後,抗菌薬治療を行った.培養検査では放線菌は検出されなかったが,病理組織所見で腸間膜の膿瘍内に放線菌の菌塊が認められ,小腸腸間膜放線菌症と診断した.放線菌症は比較的稀な疾患で,中でも小腸腸間膜放線菌症は非常に稀であるため報告する.</p>

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