心筋症ハムスターにおけるミトコンドリアcreatine kinase活性の異常について Abnormalities in Mitochondrial Creatine Kinase activity in Cardiomyopathic Hamsters

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著者

    • 松尾, 尚志 マツオ, ヒサシ

書誌事項

タイトル

心筋症ハムスターにおけるミトコンドリアcreatine kinase活性の異常について

タイトル別名

Abnormalities in Mitochondrial Creatine Kinase activity in Cardiomyopathic Hamsters

著者名

松尾, 尚志

著者別名

マツオ, ヒサシ

学位授与大学

北海道大学

取得学位

医学博士

学位授与番号

乙第3885号

学位授与年月日

1991-03-25

注記・抄録

博士論文

creatine kinase(CK)系は細胞内で高エネルギー燐酸の運搬に関与している。ミトコンドリアで産生されたATPはミトコンドリアCKによりcreatine燐酸に変えられエネルギー消費系である細胞質内へ運搬される。ミトコンドリアCKの異常はATP輸送障害をひきおこし、細胞質内でATPの減少をもたらす。このことが心機能障害につながることが推測される。今回、われわれは心筋症ハムスター(BIO14.6,BIO53.58)の心室筋を用い、BIO14.6では第5,20,50,62週齢で、BIO53.58では第5,20週齢でcreatine kinaseシステムを検討した。その結果、肥大型心筋症モデルであるBIO14.6では第20週齢からミトコンドリア分画CK活性の低下が存在し、第50週齢以後ではcytoplasmic CKのCK-BBへのシフトが認められた。また、拡張型心筋症モデルであるBIO53.58では、生後早期からミトコンドリアCK活性の異常とcytoplasmic CKのCK-BBへのシフトが認められた。このように、心筋症ハムスターではミトコンドリアCKの異常が存在し、細胞内高エネルギー燐酸輸送が障害されていると考えられた。これが、心筋症ハムスターの心機能障害をおこす一因と推定された。

22, 5, 2p.

Hokkaido University(北海道大学). 博士(医学)

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000073681
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000073878
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000237995
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL-OPAC
    • NDLデジタルコレクション
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