異端カタリ派の研究
この論文にアクセスする
この論文をさがす
著者
書誌事項
- タイトル
-
異端カタリ派の研究
- 著者名
-
渡辺, 昌美, 1930-2016
- 著者別名
-
ワタナベ, マサミ
- 学位授与大学
-
東京大学
- 取得学位
-
文学博士
- 学位授与番号
-
乙第10079号
- 学位授与年月日
-
1991-03-08
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文の内容の要旨 (1コマ目)
- 目次/p5 (7コマ目)
- 序論/p1 (11コマ目)
- 1 オルレアンの火刑台からアルビジョア十字軍まで/p1 (11コマ目)
- 2 二元論異端とその名称/p10 (16コマ目)
- 3 系譜をめぐる諸説/p17 (19コマ目)
- 4 史料状況/p27 (24コマ目)
- 第一部 カタリ派の輪郭 (30コマ目)
- 第一章 諸教団の分布/p41 (31コマ目)
- 1 一二五〇年の状況/p41 (31コマ目)
- 2 諸教団の分類/p47 (34コマ目)
- 3 二大分派/p50 (36コマ目)
- 第二章 分裂と展開/p59 (40コマ目)
- 1 伝来の第一および第二段階/p59 (40コマ目)
- 2 第三段階/p70 (46コマ目)
- 3 分裂の決定化/p76 (49コマ目)
- 第三章 穏和派と絶対派/p84 (53コマ目)
- 1 教団と教説の連続/p84 (53コマ目)
- 2 穏和派ニ教団の教説､および相違点/p91 (56コマ目)
- 3 絶対派の輪廻転生説と終末観/p100 (61コマ目)
- 第四章 絶対派の内部分派/p105 (63コマ目)
- 1 ヨハネス･デ･ルギオと『両原理論』/p105 (63コマ目)
- 2 二元論神学の発達―デュラン･ド･ユエスカの周辺/p116 (69コマ目)
- 第五章 穏和派の内部分派-ナザリウス派の形成と｢秘伝書｣の伝来/p130 (76コマ目)
- 第六章 救済の構造/p151 (86コマ目)
- 第七章 源流と継受/p171 (96コマ目)
- 1 東欧の史料状況/p171 (96コマ目)
- 2 ボゴミリ派の教説と慣習/p174 (98コマ目)
- 3 カタリ絶対派の淵源と小パオロ派/p192 (107コマ目)
- 4 継受の諸階梯/p218 (120コマ目)
- 第八章｢山の彼方の司教｣と謎の教団/p230 (126コマ目)
- 第二部 南フランスのカタリ派 (134コマ目)
- 第九章 禁欲の戒律/p249 (135コマ目)
- 1 人間観と倫理規範/p249 (135コマ目)
- 2 日常の禁忌/p255 (138コマ目)
- 3 慣行の拒否/p270 (146コマ目)
- 第一〇章 行動の様態/p284 (153コマ目)
- 1 耐忍(白発殉教)の問題/p284 (153コマ目)
- 2 宣教と司牧/p303 (162コマ目)
- 第一一章 南フランス教団の出現/p319 (170コマ目)
- 1 異端気運の醸成/p319 (170コマ目)
- 2 サン･フェリクス異端会議/p332 (177コマ目)
- 3 『宗会要録』論争の現状/p349 (185コマ目)
- 4 南フランス諸教団の確立/p360 (191コマ目)
- 第一二章 展開と受容の範囲/p366 (194コマ目)
- 1 濃密地帯と地理的限界/p366 (194コマ目)
- 2 実勢力推計の試み/p373 (197コマ目)
- 3 階層分布/p377 (199コマ目)
- 4 中小領主の異端傾斜/p386 (204コマ目)
- 第一三章 教団の構造/p394 (208コマ目)
- 1 社会的適合の問題/p394 (208コマ目)
- 2 救慰礼の構造/p398 (210コマ目)
- 3 救慰礼の性格/p409 (215コマ目)
- 4 教団の均質性と参進礼/p416 (219コマ目)
- 第一四章 力夕リ派と社会の接線/p427 (224コマ目)
- 1 帰依者の儀礼-致善礼と結縁礼/p427 (224コマ目)
- 2 禁欲と乱倫/p436 (229コマ目)
- 3 帰依者の本質/p444 (233コマ目)
- 4 ラングドック的諸条件/p450 (236コマ目)
- 5 展望/p456 (239コマ目)
- あとがき/p461 (241コマ目)
- 略語表/p4 (245コマ目)
- 略年表/p1 (247コマ目)