健康と病のエピステーメー : 19世紀コレラ流行と近代社会システム
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著者
書誌事項
- タイトル
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健康と病のエピステーメー : 19世紀コレラ流行と近代社会システム
- 著者名
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柿本, 昭人, 1961-
- 著者別名
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カキモト, アキヒト
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
経済学博士
- 学位授与番号
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甲第4956号
- 学位授与年月日
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1992-03-23
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 (1コマ目)
- 序に代えて/p1 (4コマ目)
- 目次/p7 (7コマ目)
- 初出一覧/p11 (9コマ目)
- 凡例/p12 (10コマ目)
- 第一部 (10コマ目)
- 第一章〈報告―摘発〉するコレラの社会史/p3 (11コマ目)
- 第一節 コレラ流行の研究史/p5 (12コマ目)
- 第二節 R・J・エヴァンズ『ハンブルクに死す』/p9 (14コマ目)
- 行政の問題/p11 (15コマ目)
- 不平等/p14 (17コマ目)
- 医学史/p17 (18コマ目)
- 第三節〈出口〉を塞ぐエヴァンズ/p23 (21コマ目)
- 第二章 視線の掃討―一八九二・コレラ・ハンブルク/p35 (27コマ目)
- 第一節〈穴蔵〉地区の問題化/p36 (28コマ目)
- 第二節 コレラ菌の〈持ち込み〉および伝染の〈犯人〉捜し/p41 (30コマ目)
- 第三節 コレラ流行地区へのまなざし/p44 (32コマ目)
- 第四節 掃討を受ける「コレラの巣窟」/p51 (35コマ目)
- 第五節 コレラ流行時のハンブルク当局と社会民主主義者/p57 (38コマ目)
- 第六節 社会民主主義者による〈報告―摘発〉行動/p60 (40コマ目)
- 第七節 シンクロナイズしない身体と〈能力〉/p66 (43コマ目)
- 第八節〈有能〉化する〈遊牧民〉/p71 (45コマ目)
- 第三章 知覚の変換―十九世紀日本の場合/p89 (54コマ目)
- 第一節 コレラ流行を見る眼/p90 (55コマ目)
- 第二節 もう一つの知覚―経験/p94 (57コマ目)
- 〈存在〉としてのコレラ流行/p94 (57コマ目)
- つきもの/p96 (58コマ目)
- 〈仕切り〉/p101 (60コマ目)
- 〈追放〉/p104 (62コマ目)
- 〈追放〉行為の摘発/p106 (63コマ目)
- 避病院/p110 (65コマ目)
- 沼野事件/p114 (67コマ目)
- 第三節 治安―平定された知覚/p117 (68コマ目)
- 〈撲滅〉/p117 (68コマ目)
- 〈消毒〉に対する民衆の態度/p121 (70コマ目)
- 種差化/p125 (72コマ目)
- 生物―機会としての都市/p129 (74コマ目)
- 〈貧民〉/p131 (75コマ目)
- 「生活の戦争」/p135 (77コマ目)
- 〈屈伏―主体〉化/p138 (79コマ目)
- 第二部 (85コマ目)
- 第四章 知・富・健康のトリアーデ/p153 (86コマ目)
- 第一節 社会史と十九世紀コレラ流行/p154 (87コマ目)
- 第二節 バイオの権力としてのポリスあるいはポリツァイ/p159 (89コマ目)
- 第三節 ミアスマとコンタギオンの系譜学/p165 (92コマ目)
- 第円節〈風土〉病化されるコレラ流行/p171 (95コマ目)
- 第五節〈衛生の経済〉/p175 (97コマ目)
- 第五章〈追放〉から〈絶滅〉ヘ―コレラ流行とオゾン説/p195 (107コマ目)
- 第一節 オゾンの現在/p196 (108コマ目)
- 第二節 コレラ流行と〈消毒〉/p200 (110コマ目)
- 第三節〈絶滅〉の様式/p206 (113コマ目)
- 第四節 J・ヘンレによる切断/p215 (117コマ目)
- 第六章 われら十九世紀の子―歴史学とテ口ス/p229 (124コマ目)
- 第一節 マゾヒズムと〈主体〉の袋小路/p230 (125コマ目)
- 第ニ節 社会史と見えない〈起源〉/p234 (127コマ目)
- 第三節 歴史家の時間/p243 (131コマ目)
- 第四節 回収されるフーコー/p250 (135コマ目)
- 文献一覧/p14 (153コマ目)
- 人名索引・事項索引/p1 (160コマ目)