アメリカ合衆国におけるゼネラルサイエンスの成立過程の研究

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Author

    • 野上, 智行, 1946- ノガミ, トモユキ

Bibliographic Information

Title

アメリカ合衆国におけるゼネラルサイエンスの成立過程の研究

Author

野上, 智行, 1946-

Author(Another name)

ノガミ, トモユキ

University

広島大学

Types of degree

教育学博士

Grant ID

乙第2218号

Degree year

1992-02-19

Note and Description

博士論文

Table of Contents

  1. 目次/p1 (3コマ目)
  2. 序章 研究の意図と方法/p11 (13コマ目)
  3. 第1節 本論文の意図/p12 (14コマ目)
  4. 第2節 先行研究の概要/p15 (17コマ目)
  5. 第3節 研究の視点と方法/p17 (19コマ目)
  6. 第1部:ハイスクール制度と科学教科の成立/p21 (23コマ目)
  7. 第1章 公教育としての科学教育の起源/p23 (25コマ目)
  8. 第1節 イギリス非国教派の実利的価値の移入/p24 (26コマ目)
  9. 1、イギリス非国教派と科学/p24 (26コマ目)
  10. 2、科学の実際的・実用的価値/p27 (29コマ目)
  11. 3、科学と宗教の調和/p29 (31コマ目)
  12. 第2節 アカデミーにおける科学教育論/p31 (33コマ目)
  13. 1、植民地における科学教育/p31 (33コマ目)
  14. 2、アカデミーの発展と科学教育/p34 (36コマ目)
  15. 3、フランクリンの科学教育論/p37 (39コマ目)
  16. 第3節 ハイスクールの発展と科学教科の統廃合/p45 (47コマ目)
  17. 1、ハイスクールの発展と各種教育内容の導入/p45 (47コマ目)
  18. 2、公教育の確立要請と教科の統廃合/p45 (47コマ目)
  19. 第2章 ハイスクール制度の成立と科学教科の成立/p59 (61コマ目)
  20. 第1節 大学からのハイスクール教科への要請一「物理学」を例としてー/p60 (62コマ目)
  21. 1、大学の教育内容への自然科学の導入/p60 (62コマ目)
  22. 2、大学入学要件としての物理学の認可/p64 (66コマ目)
  23. 3、ハーバード・リストの40の物理学実験課題/p66 (68コマ目)
  24. 4、ハーバード・リストのハイスクール物理学への影響/p69 (71コマ目)
  25. 5、大学による物理学実験強要への批判/p71 (73コマ目)
  26. 第2節 十人委員会による4年制ハイスクール科学教科案/p74 (76コマ目)
  27. 1、中等教育改善の要請/p74 (76コマ目)
  28. 2、十人委員会の要請と各分科会からの答申の特徴/p74 (76コマ目)
  29. 3、十人委員会による要約と提案の特色/p79 (81コマ目)
  30. 4、十人委員会報告の影響/p84 (86コマ目)
  31. 5、初等教育の短縮と中等教育の拡充/p84 (86コマ目)
  32. 6、より明確な中等学校科学教科構成の要求/p87 (89コマ目)
  33. 第2部:ゼネラルサイエンスの萌芽としての自然地理学を中心とした教科論/p92 (94コマ目)
  34. 第3章 「自然地理学」を巡る科学教科論/p94 (95コマ目)
  35. 第1節 十人委員会における「自然地理学」の位置づけ/p95 (96コマ目)
  36. 1、第1学年科学教科としての「応用地理学」の提案/p95 (96コマ目)
  37. 2、地理学分科会提案における教科概念の混乱/p97 (98コマ目)
  38. 3、「応用地理学」と「自然地理学」の教科としての曖昧性/p102 (103コマ目)
  39. 第2節 導入教科としての「自然地理学」と一般教育としての「自然地理学」/p107 (108コマ目)
  40. 1、ギョーの一般教育としての自然地理学論/p107 (108コマ目)
  41. 2、ハックスレーの一般教育としての「地文学」/p114 (115コマ目)
  42. 3、ディビスの体系科学としての「自然地理学」論/p123 (124コマ目)
  43. 第3節 教科としての「自然地理学」の衰退/p138 (139コマ目)
  44. 1、1910年代における「自然地理学」の衰退/p138 (139コマ目)
  45. 2、「一般教育としての自然地理学」への要請とその限界/p140 (141コマ目)
  46. 第4章 自然地理学に代わるハイスクール基礎科学教科論/p146 (147コマ目)
  47. 第1節 各種委員会におけるハイスクール基礎科学教科の検討/p147 (148コマ目)
  48. 1、1905年「生物部会」における'エレメンタリィ・サイエンス'論/p147 (148コマ目)
  49. 2、1908年「教育における生物科学の機能と組織に関するシンポジウム」/p147 (148コマ目)
  50. 3、1910年「科学と数学教師の中央委員会」による'イントロダクトリィ・サイエンス'の構想/p148 (149コマ目)
  51. 4、1911年「ハイスクールと大学の連絡に関する9人委員会」による'イントロダクトリィ・サイエンス'の構想と位置づけ/p151 (152コマ目)
  52. 5、1914年「化学と物理学の太平洋協会」による 'ゼネラル・サイエンス'委員会報告/p152 (153コマ目)
  53. 第2節 カードウエルとその委員会による科学教科融合論/p156 (157コマ目)
  54. 1、1913年「ハイスクール科学コースの融合に関する委員会」の準備報告/p156 (157コマ目)
  55. 2、1915年「科学と数学教師の中央委員会」の報告/p159 (160コマ目)
  56. 3、カードウエルを中心とする委員会の意義/p160 (161コマ目)
  57. 第3節 NEAの「中等教育の改造に関する生物学分科会」の準備報告/p162 (163コマ目)
  58. 1、準備報告の審議の背景/p162 (163コマ目)
  59. 2、2年課程コースエレメンタリィ・サイエンス'の提案(1914年)/p162 (163コマ目)
  60. 3、提案された学習内容のモデル/p165 (166コマ目)
  61. 4、準備報告の特色/p171 (172コマ目)
  62. 第4節 中等教育の改造に関するNEAの生物委員会の1916年の改訂報告/p173 (174コマ目)
  63. 1、第8学年と第9学年の2年課程科学コースエレメンタリィ・サイエンス'の提案/p173 (174コマ目)
  64. 2、'エレメンタリィ・サイエンス'の目標の検討/p175 (176コマ目)
  65. 3、目標達成の方策/p177 (178コマ目)
  66. 4、2年課程コースエレメンタリィ・サイエンス'の内容の検討/p182 (183コマ目)
  67. 第3部 ゼネラルサイエンス成立基盤としての科学教育論/p199 (199コマ目)
  68. 第5章 ゼネラルサイエンス成立の背景としての科学教育論/p200 (200コマ目)
  69. 第1節 すべての人々のための科学教育論の背景/p201 (201コマ目)
  70. 1、アメリカ産業の発達と科学/p201 (201コマ目)
  71. 2、都市人口の急増と農村の疲弊/p202 (202コマ目)
  72. 3、科学と計画/p204 (204コマ目)
  73. 第2節 自然科学の実利的価値の導入/p206 (206コマ目)
  74. 1、民主主義思想の拡大と科学の実用的価値の認識/p206 (206コマ目)
  75. 2、ハリスの初等学校科学教育論/p207 (207コマ目)
  76. 第3節 発見的教授法の導入/p222 (222コマ目)
  77. 1、アガッシの博物館における発見法の指導/p222 (222コマ目)
  78. 2、ペニキーズ島における野外での指導法の創始/p226 (226コマ目)
  79. 3、発見法の教育的価値/p230 (230コマ目)
  80. 第4節 民衆教育の中心教科としての科学教育論/p233 (233コマ目)
  81. 1、活動を重視したクインシーにおける実践/p233 (233コマ目)
  82. 2、民衆教育の一課程としての諸科学の導入/p234 (234コマ目)
  83. 3、野外観察を中心とした教科統合論/p236 (236コマ目)
  84. 4、ネイチャースタディの創始/p237 (237コマ目)
  85. 5、教科の分立と統合に関する論議/p240 (240コマ目)
  86. 第5節 自然愛育成としてのネイチャースタディ論/p252 (252コマ目)
  87. 1、コーネル大学農学部を中心としたネイチャースタディ運動/p252 (252コマ目)
  88. 2、ボイデンによる「自然愛」の強調/p268 (268コマ目)
  89. 3、ホッジによる「人間にとっての価値」の強調/p272 (272コマ目)
  90. 第6節 ネイチャースタディ概念の変革と中等科学教育との連結/p278 (278コマ目)
  91. 1、ホレースマン校のネイチャースタディ/p278 (278コマ目)
  92. 2、ホレースマン校における「科学」の教育的価値の解釈/p281 (281コマ目)
  93. 3、ホレースマン校のネイチャースタディカリキュラム/p286 (286コマ目)
  94. 4、教科してのネイチャースタディの形成/p292 (292コマ目)
  95. 5、ネイチャースタディ概念の拡張と中等科学教育との連結/p293 (293コマ目)
  96. 第6章 プラグマティズム科学教育論/p303 (305コマ目)
  97. 第1節 プラグマティズムからみた科学教育/p304 (306コマ目)
  98. 1、アメリカ科学の功利主義的性格/p304 (306コマ目)
  99. 2、科学教育論とプラグマティズム/p306 (308コマ目)
  100. 3、デューイの『学校と社会』における科学教育論/p308 (310コマ目)
  101. 4、デューイ『民主主義と教育』における科学教育論/p323 (325コマ目)
  102. 第2節 スティムソンの農業プロジェクト/p331 (333コマ目)
  103. 1、職業教育振興の要請/p331 (333コマ目)
  104. 2、ノースハンプトン農業学校におけるプロジェクト/p331 (333コマ目)
  105. 第3節 ウッドハルのプロジェクト/ゼネラルサイエンス論/p335 (337コマ目)
  106. 1、ウッドハルの大学準備物理学教育批判/p335 (337コマ目)
  107. 2、ウッドハルのゼネラルサイエンス論におけるプロジェクト/p339 (341コマ目)
  108. 3、ウッドハルのプロジェクト論の理論的背景/p350 (352コマ目)
  109. 4、キルパトリックのプロジェクト法とその影響/p352 (354コマ目)
  110. 第4部 ゼネラルサイエンスの成立と限界/p357 (359コマ目)
  111. 第7章 新教科「ゼネラルサイエンス」の成立/p358 (360コマ目)
  112. 第1節 NEA「中等教育の主要原理」報告/p359 (361コマ目)
  113. 1、中等教育改造の必要性/p359 (361コマ目)
  114. 2、民主主義社会における教育の目標/p360 (362コマ目)
  115. 3、教育の主要目標/p361 (363コマ目)
  116. 4、中等教育の拡充としてのハイスクール構想/p361 (363コマ目)
  117. 第2節 NEA「中等学校における科学の改造」報告/p363 (365コマ目)
  118. 1、報告の位置づけと内容構成/p363 (365コマ目)
  119. 2、第一部「中等学校における科学の目標、方法、構成」/p363 (365コマ目)
  120. 3、提案された学校規模ごとの教科配置案/p366 (368コマ目)
  121. 第3節 NEA科学改造委員会のゼネラルサイエンス/p371 (373コマ目)
  122. 1、新教科ゼネラルサイエンスの設置/p371 (373コマ目)
  123. 2、教材内容選択の原理/p371 (373コマ目)
  124. 3、大単元による内容構成/p373 (375コマ目)
  125. 4、学習構成の方法/p374 (376コマ目)
  126. 5、トピックの例/p376 (378コマ目)
  127. 6、ゼネラルサイエンスの教科構造の成立/p378 (380コマ目)
  128. 第4節 科学改造委員会報告でのプロジェクト法とトピック法の相克/p380 (382コマ目)
  129. 1、トピック法を採用したゼネラルサイエンス/p380 (382コマ目)
  130. 2、すべての科学を構成する原理としてのプロジェクト法の拒否/p381 (383コマ目)
  131. 3、プロジェクト法による実験室活動の提案/p388 (390コマ目)
  132. 4、教室授業へのプロブレム─プロジェクト─トピック法の適用/p390 (392コマ目)
  133. 5、生徒と教師、学校、家庭、地域との共同/p392 (394コマ目)
  134. 6、委員長カードウエルの立場とその影響/p393 (395コマ目)
  135. 第8章 1910-20年代におけるゼネラルサイエンスの批判的検討/p396 (398コマ目)
  136. 第1節 ゼネラルサイエンスの実践とプロジェクト法の限界/p397 (399コマ目)
  137. 1、バイリングのプロジェクト法による第8学年の科学/p397 (399コマ目)
  138. 2、ミネソタ州におけるゼネラルサイエンスとプロジェクト/p401 (403コマ目)
  139. 3、カリフォルニア州におけるゼネラルサイエンスとプロジェクト/p409 (410コマ目)
  140. 4、その他の州におけるゼネラルサイエンスの問題点/p412 (413コマ目)
  141. 第2節 教科書における実験とプロジェクトの位置づけ/p414 (415コマ目)
  142. 1、カードウエルとアイケンベリィのゼネラルサイエンスの特色/p414 (415コマ目)
  143. 2、ウィットマンの「市民科学」(Civic Science)の構想/p425 (426コマ目)
  144. 第3節 デューイによるゼネラルサイエンス批判/p432 (433コマ目)
  145. 1、科学の知識の価値と目的としての科学/p432 (433コマ目)
  146. 2、つまみ食い的ゼネラルサイエンスへの批判/p433 (434コマ目)
  147. 3、もうひとつのゼネラルサイエンス構想/p434 (435コマ目)
  148. 4、生活の科学と専門科学/p437 (438コマ目)
  149. 終章 ゼネラルサイエンスの限界と展望/p441 (442コマ目)
  150. 第1節 ゼネラルサイエンスの成立過程/p442 (443コマ目)
  151. 1、1910-20年代ゼネラルサイエンスの特徴/p442 (443コマ目)
  152. 2、3つの科学教育論とゼネラルサイエンスの成立/p444 (445コマ目)
  153. 第2節 自然科学の理想主義とゼネラルサイエンス/p448 (449コマ目)
  154. 1、自然科学に対する理想主義の教育への適用/p448 (449コマ目)
  155. 2、ゼネラルサイエンスの限界/p451 (452コマ目)
  156. 3、科学教育における楽観主義/p452 (453コマ目)
  157. 4、ネオ・ゼネラルサイエンスへの視点と展望/p454 (455コマ目)
24access

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    500000086542
  • NII Author ID (NRID)
    • 8000000979053
  • DOI(NDL)
  • NDLBibID
    • 000000250856
  • Source
    • NDL ONLINE
    • NDL Digital Collections
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