正当防衛の根本問題 : 社会倫理的制限の批判的考察
この論文にアクセスする
この論文をさがす
著者
書誌事項
- タイトル
-
正当防衛の根本問題 : 社会倫理的制限の批判的考察
- 著者名
-
朴, 秉植, 1955-
- 著者別名
-
パク, ビョンシク
- 学位授与大学
-
明治大学
- 取得学位
-
博士 (法学)
- 学位授与番号
-
甲第136号
- 学位授与年月日
-
1992-03-26
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 / (0007.jp2)
- 第一章 正当防衛の本質―自己保全原理と法確証原理の法哲学的考察― / p1 (0007.jp2)
- 一 問題の所在 / p1 (0010.jp2)
- 二 自然法論における正当防衛論 / p9 (0014.jp2)
- 三 カント及びカンティアナーの正当防衛論 / p27 (0023.jp2)
- 四 ヘーゲル及びヘーゲリアナーの正当防衛論 / p55 (0037.jp2)
- 五 日本の正当防衛解釈学における自己保全と法確証原理の捉え方とその問題点 / p79 (0049.jp2)
- 第二章 刑法解釈学における正当防衛権の法的根拠づけ / p92 (0056.jp2)
- 一 問題の所在 / p92 (0056.jp2)
- 二 二元論的正当防衛論とその批判的考察 / p103 (0061.jp2)
- 三 個人主義的根拠づけとその批判的考察 / p118 (0069.jp2)
- 四 超個人主義的根拠づけとその批判的検討 / p139 (0079.jp2)
- 五 法秩序の規範的妥当性に焦点をあてる見解 / p158 (0089.jp2)
- 六 結びに代えて / p183 (0101.jp2)
- 第三章 社会倫理的制限の適用可能性の考察―｢規制原理｣を中心に― / p186 (0104.jp2)
- 一 問題提起 / p186 (0104.jp2)
- 二 規制概念としての｢社会倫理｣の問題 / p195 (0108.jp2)
- 三 社会倫理的制限の法的拠り所の問題 / p209 (0115.jp2)
- 四 規制原理としての｢期待可能性｣･｢権利濫用禁止｣･｢均衡性｣原理の検討 / p242 (0132.jp2)
- 五 日本の正当防衛解釈学における｢必要性｣と｢相当性｣ / p289 (0155.jp2)
- 六 私見 / p333 (0177.jp2)
- 第四章 正当防衛制限と罪刑法定主義―｢目的論的縮小禁止｣を中心に― / p343 (0182.jp2)
- 一 問題の所在 / p343 (0182.jp2)
- 二 目的論的縮小禁止の憲法的基礎と目的論的縮小許容論の分類 / p353 (0187.jp2)
- 三 類推禁止が刑法総則には適用されないとする見解とその批判 / p360 (0191.jp2)
- 四 類推禁止が正当化事由には適用されないとする見解とその批判 / p368 (0195.jp2)
- 五 刑事政策的考慮および正当防衛の根本思想による制限主張とその批判 / p378 (0200.jp2)
- 六 結びに代えて / p390 (0206.jp2)
- 第五章 刑法解釈学における緊急救助の法的根拠づけ / p408 (0216.jp2)
- 一 問題の所在 / p408 (0216.jp2)
- 二 ｢法的地位｣と｢法的根拠づけ｣との区別 / p413 (0218.jp2)
- 三 学説の現状および方法論 / p421 (0222.jp2)
- 四 個人主義的根拠づけとその批判 / p429 (0226.jp2)
- 五 二元論的根拠付けとその批判 / p442 (0233.jp2)
- 六 私見 / p459 (0241.jp2)
- 第六章 緊急救助における防衛意思―ドイツの多数説の批判的考察― / p461 (0242.jp2)
- 一 ｢三者間関係｣としての緊急救助 / p461 (0242.jp2)
- 二 学説の現況およびその方法論 / p466 (0245.jp2)
- 三 個人主義的根拠づけの結論とその批判的考察 / p480 (0252.jp2)
- 四 二元論的根拠づけの結論とその批判的考察 / p488 (0256.jp2)
- 五 リーディング･ケースとしての｢ジュンデリン事例｣(Sünderin-Fall)の問題点 / p498 (0261.jp2)
- 六 緊急救助における防衛意思の｢内容｣ / p508 (0266.jp2)
- 七 私見 / p521 (0271.jp2)
- 第七章 緊急救助のできる｢他人｣の範囲―その歴史的考察― / p537 (0279.jp2)
- 一 はじめに / p537 (0279.jp2)
- 二 古代ギリシャおよびローマ法 / p539 (0280.jp2)
- 三 中世のカノン法およびイタリアの後期注釈学派 / p541 (0281.jp2)
- 四 中世ドイツ法 / p550 (0286.jp2)
- 五 啓蒙自然法思想とプロイセン一般ラント法(ALR) / p559 (0290.jp2)
- 六 ドイツ観念的自然法論とバイエルン刑法､プロイセン刑法 / p564 (0293.jp2)
- 七 ドイツ帝国刑法典(旧刑法)と現行刑法典 / p567 (0294.jp2)
- 八 日本の旧刑法における緊急救助 / p569 (0295.jp2)
