基本法と会派 : ドイツにおける「会派議会」を巡る憲法上の諸問題
この論文にアクセスする
この論文をさがす
著者
書誌事項
- タイトル
-
基本法と会派 : ドイツにおける「会派議会」を巡る憲法上の諸問題
- 著者名
-
苗村, 辰弥, 1963-2008
- 著者別名
-
ナエムラ, タツヤ
- 学位授与大学
-
九州大学
- 取得学位
-
博士 (法学)
- 学位授与番号
-
甲第3181号
- 学位授与年月日
-
1993-06-29
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次/p1 (3コマ目)
- 問題の所在/p4 (6コマ目)
- 第一章「会派議会」の構造/p16 (18コマ目)
- 第一節「会派議会」としての連邦議会/p17 (19コマ目)
- (一)憲法上の規定/p18 (20コマ目)
- (二)連邦議会議事規則上の規定/p20 (22コマ目)
- (三)「会派議会」の現実/p32 (34コマ目)
- 第二節「会派議会」の歴史的展開/p36 (38コマ目)
- (一)「会派議会」の生成と発展/p36 (38コマ目)
- (二)議事規則による承認/p42 (44コマ目)
- (三)戦後ドイツにおける「会派議会」の展開/p45 (47コマ目)
- 第三節「会派議会」の憲法的根拠/p51 (53コマ目)
- (一)個々の議員の自由/p52 (54コマ目)
- (二)議事規則制定権/p57 (59コマ目)
- (三)政党との結び付き/p63 (65コマ目)
- (四)会派の機能と法的性格の多面性/p68 (70コマ目)
- 第四節 小括/p74 (76コマ目)
- 第二章「会派議会」の意義 その1-議会の活動能力確保と「会派議会」/p91 (93コマ目)
- 第一節 連邦議会の任務とその活動能力確保/p93 (95コマ目)
- (一)連邦議会の憲法上の地位・任務/p93 (95コマ目)
- (二)連邦議会の活動能力確保/p96 (98コマ目)
- 第二節 個々の議員の統合主体としての会派/p109 (111コマ目)
- (一)個々の議員の憲法上の地位・権利/p110 (112コマ目)
- (二)個々の議員の拘束と陪臣化/p121 (123コマ目)
- (三)議会の活動能力と「統合の命令」/p131 (133コマ目)
- 第三節 分業体制の中における会派/p136 (138コマ目)
- (一)議会の構成原理としての全体会議原則と分業/p137 (139コマ目)
- (二)委員会制度と会派/p140 (142コマ目)
- (三)会派内分業/p149 (151コマ目)
- (四)「会派議会」と「委員会議会」/p153 (155コマ目)
- 第四節 小括/p157 (159コマ目)
- 第三章「会派議会」の意義 その2-議会内「少数派」・「反対派」と「会派議会」/p185 (187コマ目)
- 第一節 議会内「少数派」の地位・権利保障の多義性/p187 (189コマ目)
- (一)議会内「少数派」の意義/p187 (189コマ目)
- (二)議会内「少数派」の多義性/p196 (198コマ目)
- (三)議会内「少数派」の地位・権利保障への視角/p203 (205コマ目)
- 第二節 議会内「少数派」の地位・権利保障としての「会派議会」/p207 (209コマ目)
- (一)議会に代表される政治勢力としての会派/p208 (210コマ目)
- (二)同一政治主義の議員の結合体としての会派/p213 (215コマ目)
- (三)会派の自立性=機会均等/p216 (218コマ目)
- 第三節「反対派」と会派/p228 (230コマ目)
- (一)新たな権力分立論-「政府=与党」対「反対派」/p230 (232コマ目)
- (二)「反対派」としての会派/p236 (238コマ目)
- (三)与党会派と野党会派/p246 (248コマ目)
- 第四節 小括/p248 (250コマ目)
- 第四章「会派議会」への「挑戦」/p271 (273コマ目)
- 第一節 ポスト「政党国家論」的状況/p273 (275コマ目)
- (一)「政党国家論」と「会派議会」/p274 (276コマ目)
- (二)「政党国家論」批判/p284 (286コマ目)
- 第二節 基本法三八条一項二文による「会派議会」への「挑戦」/p293 (295コマ目)
- (一)基本法三八条一項二文の「復権」/p293 (295コマ目)
- (二)議員・会派の対政党独立性と議員の対会派独立性/p297 (299コマ目)
- (三)「会派内民主制」か「議会内民主制」か?/p307 (309コマ目)
- (四)会派無所属議員/p316 (318コマ目)
- (五)連邦議会議事規則一〇条四項における「議員グループ」/p322 (324コマ目)
- 第三節 小括/p329 (331コマ目)
- 総括と展望/p364 (366コマ目)