ニコライ・カラムジン研究 nikorai karamujin kenkyu
Access this Article
Search this Article
Author
Bibliographic Information
- Title
-
ニコライ・カラムジン研究
- Other Title
-
nikorai karamujin kenkyu
- Author
-
藤沼, 貴, 1931-2012
- Author(Another name)
-
フジヌマ, アテシ
- University
-
早稲田大学
- Types of degree
-
博士 (文学)
- Grant ID
-
乙第1119号
- Degree year
-
1995-06-13
Note and Description
博士論文
制度:新 ; 文部省報告番号:乙1119号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:1995/6/13 ; 早大学位記番号:新2205
Table of Contents
- 目次/p5 (5コマ目)
- 序論 (8コマ目)
- 第一章 カラムジン研究史概観/p2 (9コマ目)
- 第一節 力ラムジン在世中(一七九一~一八二五)/p2 (9コマ目)
- 第二節 カラムジン批判の時期(一八二六~一八五二)/p6 (11コマ目)
- 第三節 客観的研究の開始(一八五三~一八六〇年代末)/p15 (15コマ目)
- 第四節 カラムジンへの関心低下の時期(一八六〇年代末~一九一六)/p23 (19コマ目)
- 第五節 空白期(一九一七~一九三四)/p30 (23コマ目)
- 第六節 研究再開とイデオロギーの優先(一九三五~一九五四)/p33 (24コマ目)
- 第七節 客観的研究の復活(一九五五~一九六五)/p37 (26コマ目)
- 第八節 研究の本格化(一九六四~一九八〇)/p40 (28コマ目)
- 第九節 現況と今後の展望(一九八一~)/p60 (38コマ目)
- 第二章 カラムジン出現までの十八世紀ロシア文学の概況/p69 (42コマ目)
- 第一節 十八世紀ロシアの基本的性格/p70 (43コマ目)
- 第二節 一七〇一年~一七二九年/p74 (45コマ目)
- 第三節 一七二九年~一七六〇年/p84 (50コマ目)
- 第四節 一七六〇年~一七八五年/p95 (55コマ目)
- 第五節 一七八五年~一八〇〇年/p104 (60コマ目)
- 第三章 文学活動開始以前のカラムジンの生活/p115 (65コマ目)
- 第一節 伝記の取り扱い/p115 (65コマ目)
- 第二節 祖先/p119 (67コマ目)
- 第三節 生年/p130 (73コマ目)
- 第四節 生地/p138 (77コマ目)
- 第五節 教育/p142 (79コマ目)
- 第六節 軍隊勤務/p153 (84コマ目)
- 本論 (87コマ目)
- 第一編 文学活動初期/p160 (88コマ目)
- 第一章 文学活動の出発点/p160 (88コマ目)
- 第一節 活動初期の意義/p160 (88コマ目)
- 第二節 カラムジンによる文学活動選択の理由/p163 (89コマ目)
- 第三節 ゲスナー『木の足』の翻訳/p173 (94コマ目)
- 第四節 ハーラー『悪の起源』の翻訳/p181 (98コマ目)
- 第二章 フリー・メーソン入会/p189 (102コマ目)
- 第一節 入会の時点/p190 (103コマ目)
- 第二節 入会の理由/p210 (113コマ目)
- 第三章 スイスの哲学者ラファーターとの交流/p215 (115コマ目)
- 第一節 ラファーターの業績とロシア/p216 (116コマ目)
- 第二節 ラファーターの思想とカラムジン/p224 (120コマ目)
- 第三節 カラムジンとラファーターの文通/p228 (122コマ目)
- 第四節 カラムジンとラファーターの対面/p236 (126コマ目)
- 第四章 シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』とレッシング『エミーリア・ガロッテイ』の翻訳/p245 (130コマ目)
- 第一節『ジユリアス・シーザー』/p245 (130コマ目)
- 第二節『エミーリア・ガロッテイ』/p269 (142コマ目)
- 第五章 トムソン『四季』の翻訳/p279 (147コマ目)
- 第一節『四季』翻訳の理由/p279 (147コマ目)
- 第二節 ロシア人の自然観変化の過程のなかの『四季』/p281 (148コマ目)
- 第三節 ロシア文学の自然描写/p296 (156コマ目)
- 第四節 カラムジンの『四季』翻訳の意義/p303 (159コマ目)
- 第二編 「モスクワ・ジャーナル」の時代/p307 (161コマ目)
- 第一章 「モスクワ・ジャーナル」/p307 (161コマ目)
- 第一節 「モスクワージャーナル」の概要/p307 (161コマ目)
- 第二節 雑誌発行の動機/p309 (162コマ目)
- 第三節 雑誌の基本的性格/p316 (166コマ目)
- 第四節 雑誌の内容/p325 (170コマ目)
- 第五節 「モスクワー・ジャーナル」の意義/p360 (188コマ目)
- 第二章『ロシア人旅行者の手紙』/p363 (189コマ目)
- 第一節 テキストの選択/p363 (189コマ目)
- 第二節『ロシア人旅行者の手紙』の「詩と真実」/p370 (193コマ目)
- 第三節『手紙』の「真実」の不在/p373 (194コマ目)
- 第四節『手紙』における「詩」と「真実」の境界の消去/p393 (204コマ目)
- 第五節『手紙』の内容/p421 (218コマ目)
- 第六節『手紙』の時間/p452 (234コマ目)
- 第七節『手紙』の空間/p471 (243コマ目)
- 第八節 文体の束としての『手紙』/p479 (247コマ目)
- 目次/p10 (255コマ目)
- 第三章『あわれなリーザ』/p489 (257コマ目)
- 第一節『あわれなリーザ』の評価の変遷/p489 (257コマ目)
- 第二節 不在の積極性/p503 (264コマ目)
- 第三節 古い枠組みの新しさ/p511 (268コマ目)
- 第四節『リーザ』の「思想」/p524 (275コマ目)
- 第五節 自然描写/p527 (276コマ目)
- 第六節 作者の声/p543 (284コマ目)
- 第七節『リーザ』と伝統/p549 (287コマ目)
- 第八節『リーザ』の民衆性とロシア的性格/p563 (294コマ目)
- 第四章『貴族の娘ナターリア』/p565 (295コマ目)
- 第一節 内容の複合性/p565 (295コマ目)
- 第二節 冒険・恋愛ロマンのパロディとしての『ナターリア』/p571 (298コマ目)
- 第三節 センチメンタリズム小説としての『ナターリア』/p576 (301コマ目)
- 第四節 歴史小説としての『ナターリア』/p586 (306コマ目)
- 第五節『ナターリア』のなかの歴史/p595 (310コマ目)
- 第三編 文集「アグラーヤ」/p607 (316コマ目)
- 第一章 「アグラーヤ」とカラムジンの「危機」/p608 (317コマ目)
- 第二章 「アグラーヤ」第一冊/p618 (322コマ目)
- 第一節 「作者より」/p618 (322コマ目)
- 第二節 美への志向/p620 (323コマ目)
- 第三節 センチメンタリズムの作品/p626 (326コマ目)
- 第四節 啓蒙主義的な作品/p637 (331コマ目)
- 第五節 その他の作品/p640 (333コマ目)
- 第六節『ボルンホルム島』/p648 (337コマ目)
- 第三章 「アグラーヤ」第二冊/p673 (349コマ目)
- 第一節 「絶望」の表現/p673 (349コマ目)
- 第二節 メロドールとフィラレートの往復書簡/p688 (357コマ目)
- 第三節『シエラ・モレナ』/p700 (363コマ目)
- 第四節 「危機」の実相/p709 (367コマ目)
- 補論 (370コマ目)
- 第一章 ロシア最初の児童雑誌「心と理性のための子供の読み/p716 (371コマ目)
- 第一節 ロシアの児童文学/p718 (372コマ目)
- 第二節 「子供の読み物」の基本的性格/p727 (376コマ目)
- 第三節 第一期/p735 (380コマ目)
- 第四節 第二期/p757 (391コマ目)
- 第五節 第三期/p767 (396コマ目)
- 第二章 ポープ『人間論』のロシア語訳-ロシア人の自然観の変化の一側面-/p775 (400コマ目)
- 第一節『人間論』の概要/p775 (400コマ目)
- 第二節 ロシア人の自然観/p781 (403コマ目)
- 第三節 ロシアにおける自然の知識/p789 (407コマ目)
- 第四節『人間論』の翻訳/p793 (409コマ目)