瞬間的存在性(刹那滅) : KṢAṆABHAṄGA shunkanteki sonzaisei setsunametsu : Ksanabhanga

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著者

    • 谷, 貞志 タニ, サダシ

書誌事項

タイトル

瞬間的存在性(刹那滅) : KṢAṆABHAṄGA

タイトル別名

shunkanteki sonzaisei setsunametsu : Ksanabhanga

著者名

谷, 貞志

著者別名

タニ, サダシ

学位授与大学

早稲田大学

取得学位

博士 (文学)

学位授与番号

乙第1144号

学位授与年月日

1995-11-14

注記・抄録

博士論文

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1144号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:1995/11/14 ; 早大学位記番号:新2241

目次

  1. 目次/p1 (3コマ目)
  2. 序章/p2 (15コマ目)
  3. アウトライン/p2 (15コマ目)
  4. A.無常・死の正視/p5 (18コマ目)
  5. B.疾走するダルマキールティ/p14 (28コマ目)
  6. C.ダルマキールティ「瞬間の哲学」の痕跡/p24 (38コマ目)
  7. 第一部 瞬間的存在性論証(1):自発的消滅/p53 (67コマ目)
  8. アウトライン/p53 (67コマ目)
  9. A.自発的消滅/p54 (68コマ目)
  10. B.否定とアポーハ」(排除・差異)/p65 (79コマ目)
  11. 第一章 ダルマキールティ「自発的消滅」論証:二つの「消滅からの推論(VINASI-TVANUMANA)」(PVSV)/p73 (87コマ目)
  12. 第一節「テクストA」の解析/p75 (89コマ目)
  13. 第二節「テクストB」の解析/p84 (98コマ目)
  14. 第三節「存在性からの推論」の伏線/p87 (101コマ目)
  15. 第二章 自発的に消滅する認識根拠(PVII)/p102 (116コマ目)
  16. アウトライン/p102 (116コマ目)
  17. 第一節 瞬間的存在としての認識根拠(PVII)/p112 (126コマ目)
  18. 第二節 全智者の否定と中間の階梯/p119 (133コマ目)
  19. 第三章 論理的必然性を決定する「存在の自発的消滅論」(PVIV)/p128 (142コマ目)
  20. 第二部 瞬間的存在性論証(2):「存在性からの推論(SATTVANUMANA)」の出現/p132 (146コマ目)
  21. アウトライン/p132 (146コマ目)
  22. A.ディグナーガ論理学の限界/p133 (147コマ目)
  23. B.本質的関係/p140 (154コマ目)
  24. C.瞬間的存在性論証(2):反所証拒斥認識根拠/p146 (160コマ目)
  25. 第一章「存在性からの推論」の出現と「消滅からの推論」の並存(PVinII)/p149 (163コマ目)
  26. 第二章「存在性からの推論」と連続する「自発的消滅論」(HB)/p153 (167コマ目)
  27. 第三章「存在性からの推論」と「自発的消滅論」の非連続性(VN)/p155 (169コマ目)
  28. 第三部 ジュニャーナシュリーミトラの「自発的消滅論証」/p163 (177コマ目)
  29. 第一章「非存在」実在説への批判/p165 (179コマ目)
  30. 第二章 絶対的否定としての「非存在」/p177 (191コマ目)
  31. 第四部 反所証拒斥認識根拠と複合プランサンガ論証/p186 (200コマ目)
  32. アウトライン/p186 (200コマ目)
  33. A.ラトナーカラーシャーンティの内偏充論:反所証拒斥認識根拠/p186 (200コマ目)
  34. B.ジュニャーナシュリーミトラの新外遍充論:プラサンガとプラサンガ・ヴィパリヤヤ/p189 (203コマ目)
  35. C.内遍充論と新外遍充論の対立:「否定的認識」に関する解釈の差異/p194 (208コマ目)
  36. D.内遍充論における問題/p196 (210コマ目)
  37. 第一章 ジュニャーナシュリーミトラ:二重に読む基本論証式/p199 (213コマ目)
  38. 第二章 プラサンガ(帰謬)とプラサンガ・ヴィパリヤヤ(帰謬還元式)による「肯定的必然性」の決定/p209 (223コマ目)
  39. 論証式A:本質的論証因のプラサンガ(svabhāvahetu-prasanga)/p209 (223コマ目)
  40. 論証式B:複合プラサンガ:能遍と両立しないものの認識(vyāpakaviruddhopalabdhi)/p218 (232コマ目)
  41. 論証式C:プラサンガ・ヴィパリヤヤ(prasanga-viparyaya)[反転した論証式(還元法viparyaya-prayoga)]能遍の否定的認識(vyāpakānupalabdhi)/p221 (235コマ目)
  42. 論証式D:複合プラサンガ・ヴィパリヤヤ:両立しないものによって遍充されているものの認識(viruddha-vyāpto-palabdhi)/p223 (237コマ目)
  43. 第三章 ジャニャーナシュリーミトラによる「反所証拒斥認識根拠論者」批判/p228 (242コマ目)
  44. A.「反所証拒斥認識根拠論者(viparyayabādhakapramānavādin)」への批判/p228 (242コマ目)
  45. B.ラトナーカラシャーンティの『内遍充論』の内容/p230 (244コマ目)
  46. C.ジュニャーナシュリーミトラによる「肯定的必然性」の重視/p234 (248コマ目)
  47. 第四章 ポスト・ジュニャーナシュリーミトラにおける外偏充論と内偏充論/p241 (255コマ目)
  48. 第五章 プラサンガと反所証拒斥認識根拠:否定的認識の解釈の分岐/p249 (263コマ目)
  49. 1.ダルマキールティ/p251 (265コマ目)
  50. 2.ダルモッタラとプラジュニャーカラグプタの解釈の対立/p256 (270コマ目)
  51. 第六章 思想的クロノロジー/p265 (279コマ目)
  52. A.クロノロジー:ジュニャーナシュリーミトラ/p265 (279コマ目)
  53. B.思想的クロノロジー/p270 (284コマ目)
  54. 第七章 ダルモッタラとシャーンタラクシタ・カマラシーラの「瞬間的存在性論証」/p290 (304コマ目)
  55. A.ダルモッタラ『クシャナバンガ・シッディ』/p290 (304コマ目)
  56. B.シャーンタラクシタ・カマラシーラ『タットヴァサングラハ・パンジカー』第八章「恒常的存在の考察」/p293 (307コマ目)
  57. 第五部「否定的認識」の解釈の分岐と「瞬間的存在性論証」/p297 (311コマ目)
  58. アウトライン/p297 (311コマ目)
  59. 第一章 本質的論証因の派生態としての「否定的認識」/p299 (313コマ目)
  60. 1.PRAMANAVARTTIKA I-SVAVRTTI/p299 (313コマ目)
  61. 第二章 最強の論証因への転換:知覚される否定的認識/p314 (328コマ目)
  62. 2.PRAMANAVARTTIKA IV/p314 (328コマ目)
  63. 第三章「二重構造をもつ否定的認識」と「反所証拒斥認識根拠」の原形/p328 (342コマ目)
  64. 3a.PRAMANAVINSCAYA II/p328 (342コマ目)
  65. 3b.PRAMANAVINSCAYA III ad vv.40-523/p329 (343コマ目)
  66. 第四章「反所証拒斥認識根拠」と「相対的否定」/p345 (359コマ目)
  67. 4.HETUBINDU/p345 (359コマ目)
  68. 第五章「反所証拒斥認識根拠」としての「能遍の否定的認識」/p353 (367コマ目)
  69. 5.VADANYAYA/p353 (367コマ目)
  70. 第六章「能遍の否定的認識論者」と「本質の否定的認識論者」の対立/p356 (370コマ目)
  71. 第七章 ジュニャーナシュリーミトラ「ANUPALABDHIRAHA-SAY(否定的認識の秘要)」/p380 (394コマ目)
  72. 第八章 瞬間的存在性と形象論/p394 (408コマ目)
  73. 第九章「過小不定因(ASADHARA-NA-ANAIKANTIKA-HETU)」の問題/p401 (415コマ目)
  74. 第六部 主題所属性と存在の問題/p409 (423コマ目)
  75. 第一章 メタ理論としての「効果的作用性」/p409 (423コマ目)
  76. 第二章 効果的作用と二重真理構造/p423 (437コマ目)
  77. 第七部 知覚される瞬間的存在/p431 (445コマ目)
  78. アウトライン/p431 (445コマ目)
  79. A.ダルマキールティ「瞬間的存在性」論証(3):知覚による証明/p431 (445コマ目)
  80. B.ジュニャーナシュリーミトラ「知覚による瞬間的存在の証明」/p435 (449コマ目)
  81. C.知覚瞬間の自己差異化:現前不在の独自相/p439 (453コマ目)
  82. 第一章 ダルマキールティ「SVA-LAKSANA(独自相)」の瞬間性/p446 (460コマ目)
  83. A.知覚によって証明される瞬間的存在性/p446 (460コマ目)
  84. B.瞬間の定義/p448 (462コマ目)
  85. C.「自己差異性」としての「瞬間的独自相」/p450 (464コマ目)
  86. D.「自己差異性」としての「根拠の転換」/p452 (466コマ目)
  87. E.スライドするコンテクストと自己差異化する「独自相」/p453 (467コマ目)
  88. 第二章 ジュニャーナシューリーミトラ「知覚によって証明される瞬間的存在性(PRATYAKSA-SIDDHAMKSANIKATVAm)」/p466 (480コマ目)
  89. 第八部 否定的差異線/p480 (494コマ目)
  90. アウトライン/p480 (494コマ目)
  91. A.否定的差異線を発現する「独自相」/p480 (494コマ目)
  92. B.自己差異性/p483 (497コマ目)
  93. C.原-差異(知覚レヴェルのアポーハ)/p485 (499コマ目)
  94. D.差異線の連動/p489 (503コマ目)
  95. E.「完全な論理体系」という幻想:不完全性定理/p494 (508コマ目)
  96. F.「非在」へ逆行する認識根拠/p497 (511コマ目)
  97. G.反転する無常/p499 (513コマ目)
  98. H.日常的あるいは形而上学的時間の解体/p500 (514コマ目)
  99. I.逆照射する非在/p501 (515コマ目)
  100. 第一章 二つのレヴェルの差異線の連動/p503 (517コマ目)
  101. A.差異線の発現する独自相/p503 (517コマ目)
  102. B.中心不在の「独自相」/p507 (521コマ目)
  103. C.「原-アポーハ」としての知覚レヴェルの「独自相」/p510 (524コマ目)
  104. D.差異線を遡行する瞬間的存在/p515 (529コマ目)
  105. 第二章 差異線の遡行/p521 (535コマ目)
  106. 注/p1 (541コマ目)
  107. APPENDIX PRAMANAVINISCAYA III ad vv.40-63./p1 (589コマ目)
  108. 略号とテクスト/p1 (639コマ目)
  109. (参考文献)/p5 (643コマ目)
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キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000132454
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000967070
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000296768
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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