日本中世村落形成史の研究 nihon chusei sonraku keiseishi no kenkyu

この論文をさがす

著者

    • 田村, 憲美, 1953- タムラ, ノリヨシ

書誌事項

タイトル

日本中世村落形成史の研究

タイトル別名

nihon chusei sonraku keiseishi no kenkyu

著者名

田村, 憲美, 1953-

著者別名

タムラ, ノリヨシ

学位授与大学

早稲田大学

取得学位

博士 (文学)

学位授与番号

乙第1145号

学位授与年月日

1995-11-14

注記・抄録

博士論文

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1145号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:1995/11/14 ; 早大学位記番号:新2242 概要書あり

目次

  1. 序章 中世村落論と本書の課題/p9 (7コマ目)
  2. 一 中世村落論の現在と本書の前提/p9 (7コマ目)
  3. 二 本書の構成・概要・企図/p17 (11コマ目)
  4. 第一部 国衙領支配体制と在地秩序 (20コマ目)
  5. 第一章 一○世紀郡支配体制とその解体/p36 (21コマ目)
  6. はじめに/p36 (21コマ目)
  7. 第一節 郡支配体制と「郷刀禰」集団の編成/p37 (21コマ目)
  8. 第二節 便田と私領形成をめぐって/p50 (28コマ目)
  9. 第三節 徴税機構の二重性をめぐって/p55 (30コマ目)
  10. おわりに/p61 (33コマ目)
  11. 第二章 雑役免荘園の構造と在地の動向/p70 (38コマ目)
  12. はじめに/p70 (38コマ目)
  13. 第一節 雑役免荘園の成立/p72 (39コマ目)
  14. 第二節 雑役免荘園の特質/p82 (44コマ目)
  15. 第三章 郡支配体制の再編と興福寺/p97 (51コマ目)
  16. はじめに/p97 (51コマ目)
  17. 第一節 国衙領支配の基礎構造/p98 (52コマ目)
  18. 1 「在地刀禰」機構の構造/p98 (52コマ目)
  19. 2 「随近在地」の形成と特質/p104 (55コマ目)
  20. 第二節 郡支配機構と興福寺/p111 (58コマ目)
  21. 1 私領安堵と『郡刀禰司』/p111 (58コマ目)
  22. 2 検田・検断・一国平均役と『郡刀禰司』/p117 (61コマ目)
  23. 第三節 興福寺大和国支配の成立過程/p123 (64コマ目)
  24. 1 藤氏長者の大和国支配と興福寺/p124 (65コマ目)
  25. 2 興福寺寺務機構の変質過程/p130 (68コマ目)
  26. 第四章 郡支配体制と開発/p153 (79コマ目)
  27. はじめに/p153 (79コマ目)
  28. 第一節 楊生郷簀川村の復元/p153 (79コマ目)
  29. 第二節 国衙領における簀川村の位置/p162 (84コマ目)
  30. 第三節 一一世紀楊生郷の支配と在地秩序/p167 (86コマ目)
  31. 補論 機能上から見た国司文書の変遷/p184 (95コマ目)
  32. はじめに/p184 (95コマ目)
  33. 第一節 九~一○世紀における国牒と国符/p185 (95コマ目)
  34. 第二節 一○世紀後半~一二世紀半ばにおける国符/p186 (96コマ目)
  35. 第三節 国符から国司庁宣ヘ/p193 (99コマ目)
  36. 第四節 庁宣とその機能/p199 (102コマ目)
  37. 第二部 畿内中世村落の展開と「領域」形成 (107コマ目)
  38. 第五章 中世村落の形成と「随近在地」「在地」/p210 (108コマ目)
  39. はじめに/p210 (108コマ目)
  40. 第一節 初期中世村落の表層と基層/p211 (108コマ目)
  41. 1 「随近」関係の出現/p211 (108コマ目)
  42. 2 「随近在地」の展開とその性格/p218 (112コマ目)
  43. 3 「随近在地」の形成される範域/p224 (115コマ目)
  44. 4 「住人等」と「随近在地」の位相-初期中世村落の特質-/p230 (118コマ目)
  45. 第二節 中世村落の定立/p238 (122コマ目)
  46. 1 「随近在地」=「在地」とその客体化/p238 (122コマ目)
  47. 2 「座」の構成と「在地」/p246 (126コマ目)
  48. おわりに/p254 (130コマ目)
  49. 第六章 初期中世村落における山林の所有・開発/p267 (136コマ目)
  50. はじめに-村落史と開発史の概観-/p267 (136コマ目)
  51. 第一節 初期中世村落論における山野と開発の問題点/p269 (137コマ目)
  52. 1 六〇年代の緒研究と共同体的山野占取/p269 (137コマ目)
  53. 2 中世村落領域論の視角/p270 (138コマ目)
  54. 3 中世村落領域論の問題点/p271 (138コマ目)
  55. 第二節 古代および中世後期村落の共同体的山野占取/p272 (139コマ目)
  56. 1 石母田正における古代村落と山野/p272 (139コマ目)
  57. 2 古代村落の山野占取形態/p274 (140コマ目)
  58. 3 初期中世村落の山野占取解明への方向/p275 (140コマ目)
  59. 第三節 中世初期の共同体的山野占取の実態と山野開発/p277 (141コマ目)
  60. 1 山野占取の二つの形態/p277 (141コマ目)
  61. 2 初期中世村落と地主的山野所有/p280 (143コマ目)
  62. 3〝テリトリー〟の拡大と荘園制支配/p282 (144コマ目)
  63. 4 山野開発の二つの展開/p283 (144コマ目)
  64. 第七章 山林の所有・開発と村落「領域」の形成/p288 (147コマ目)
  65. 第一節 課題の提示/p288 (147コマ目)
  66. 第二節 中世的山林所有の成立とその特質/p290 (148コマ目)
  67. 1 九世紀以前の山野占有の特質/p290 (148コマ目)
  68. 2 一○世紀以降における山林所有/p292 (149コマ目)
  69. 第三節 中世的山林所有と中世的山林開発/p297 (151コマ目)
  70. 1 九世紀以前の山野占有と開発/p297 (151コマ目)
  71. 2〝山〟という山林所有形態と開発/p298 (152コマ目)
  72. 3 山林開発の一形態としての〝林〟/p300 (153コマ目)
  73. 第四節 山林開発の進展と村落占有空間の変容/p301 (153コマ目)
  74. 1 山城国賀茂荘・山田牧堺相論/p302 (154コマ目)
  75. 2 紀伊国名手荘・丹生屋村堺相論/p308 (157コマ目)
  76. 第八章 畿内中世村落の「領域」と百姓/p319 (162コマ目)
  77. はじめに/p319 (162コマ目)
  78. 第一節 中世村落「領域」の概念と事例検出/p320 (163コマ目)
  79. 1 勧請掛行事の性格と村落の「領域」/p320 (163コマ目)
  80. 2 中世大和の勧請掛と村落「領域」/p324 (165コマ目)
  81. 第二節 中世村落「領域」の形成過程と百姓/p327 (166コマ目)
  82. 1 平野殿荘域の概観と村落の空間構成/p327 (166コマ目)
  83. 2 山林用益形態とその変化/p331 (168コマ目)
  84. 3 百姓結合の展開と村落「領域」/p336 (171コマ目)
  85. まとめにかえて/p339 (172コマ目)
  86. 第九章 中世後期村落における在地寺院と土豪/p341 (173コマ目)
  87. はじめに/p341 (173コマ目)
  88. 第一節 応永十二・十三年事件の経過/p342 (174コマ目)
  89. 第二節 在地寺院と村落/p346 (176コマ目)
  90. 1 東坊住持舜職-金勝寺の寺院組織-/p346 (176コマ目)
  91. 2 大夫次郎清勝-惣の存在と座の構成-/p349 (177コマ目)
  92. 3 下司曾歩々々信勝-土豪曾歩々々氏の存在形態-/p350 (178コマ目)
  93. 4 在地寺院と土豪/p356 (181コマ目)
  94. 第三節 本末体制下の在地寺院と土豪/p357 (181コマ目)
  95. 1 本末休制と荘園支配/p357 (181コマ目)
  96. 2 本末体制と土豪連合/p360 (183コマ目)
  97. おわりに/p363 (184コマ目)
  98. 第三部 民衆生活史への視点 (189コマ目)
  99. 第十章 死亡の季節性からみた中世社会/p374 (190コマ目)
  100. はじめに/p374 (190コマ目)
  101. 第一節 中世東国における死亡の様相/p375 (190コマ目)
  102. 1 『本土寺過去帳』の世界-分析の方法・視角および前提-/p375 (190コマ目)
  103. 2 『本土寺過去帳』の分析/p380 (193コマ目)
  104. 第二節 中世畿内における死亡の様相/p393 (199コマ目)
  105. 1 『大乗院寺社雑事記』の世界/p393 (199コマ目)
  106. 2 『大乗院寺社雑事記』の分析/p397 (201コマ目)
  107. まとめにかえて/p403 (204コマ目)
  108. 初出一覧/p413 (209コマ目)
  109. あとがき/p415 (210コマ目)
  110. 索引/p426 (216コマ目)
200アクセス

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000132455
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000001222245
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000296769
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
ページトップへ