日本機械工業の社会的分業構造 : 階層構造・産業集積からの下請制把握

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著者

    • 渡邊, 幸男 ワタナベ, ユキオ

書誌事項

タイトル

日本機械工業の社会的分業構造 : 階層構造・産業集積からの下請制把握

著者名

渡邊, 幸男

著者別名

ワタナベ, ユキオ

学位授与大学

慶応義塾大学

取得学位

博士(経済学)

学位授与番号

乙第3265号

学位授与年月日

1999-03-11

注記・抄録

博士論文

目次

  1. 論文目録 (1コマ目)
  2. まえがき/p1 (5コマ目)
  3. 目次/p6 (8コマ目)
  4. 序章/p1 (11コマ目)
  5. 第1部 下請制研究の諸議論とそれらの限定性/p5 (13コマ目)
  6. 第1章 従来の下請制研究の展開と到達点/p6 (14コマ目)
  7. 第1節 藤田・小宮山論争を中心にした戦前・戦中の諸議論/p6 (14コマ目)
  8. 第2節 戦後高度成長期の下請系列論争を中心とした諸論点/p10 (16コマ目)
  9. 第3節 1970年代の下請制研究-「二重の隔絶性」の克服と視点の多様化/p16 (19コマ目)
  10. 第4節 1980年代の諸議論-下請・系列研究の「効率性評価論」への傾斜/p20 (21コマ目)
  11. 第1項 効率性評価をめぐる議論の5類型/p20 (21コマ目)
  12. 第2項 非下請専門加工企業論/p21 (21コマ目)
  13. 第3項 問題性還元論/p23 (22コマ目)
  14. 第4項 支配従属・準垂直的統合論/p25 (23コマ目)
  15. 第5項 独自受発注関係論/p27 (24コマ目)
  16. 第6項 階層的分業構造論/p30 (26コマ目)
  17. 第7項 効率性論が意味したもの/p31 (26コマ目)
  18. 第2章 既存の下請制をめぐる議論の限定性とそれを越える方向/p38 (30コマ目)
  19. 第2部 日本の機械工業の社会的分業構造の実態/p43 (32コマ目)
  20. 第3章 分業の主体/p44 (33コマ目)
  21. 第1節 機械工業の範囲/p44 (33コマ目)
  22. 第2節 広義の機械工業として把握することの必要性/p55 (38コマ目)
  23. 第3節 社会的分業の単位としての企業と事業所・工場/p63 (42コマ目)
  24. 第4節 機械工業における工場の量的状況を見るうえでの統計利用上の留意点/p64 (43コマ目)
  25. 第5節 機械工業の工場の量的動向/p67 (44コマ目)
  26. 第1項 機械工業工場数と従業者数/p67 (44コマ目)
  27. 第2項 機械工業工場数と従業者数の時系列的変化/p70 (46コマ目)
  28. 第6節 まとめ/p73 (47コマ目)
  29. 第4章 日本の機械工業の特色-先進工業化と国内完結型化/p76 (49コマ目)
  30. 第1節 日本機械工業の技術的後進性とその克服/p76 (49コマ目)
  31. 第2節 日本製造業の国内完結型への転化と機械工業/p83 (52コマ目)
  32. 第5章 日本の機械工業における企業・工場の存立形態/p92 (57コマ目)
  33. 第6章 分業を媒介する取引関係/p100 (61コマ目)
  34. 第1節 取引関係整理のための3つの視点/p100 (61コマ目)
  35. 第2節 発注内容の水準に基づく取引形態の類型化/p101 (61コマ目)
  36. 第3節 発注の継続性と量に基づく類型化/p104 (63コマ目)
  37. 第1項 発注内容および取引の継続性に基づく類型化/p104 (63コマ目)
  38. 第2項 発注内容の量的な大小による類型化/p107 (64コマ目)
  39. 第3項 継続性と量の意味/p111 (66コマ目)
  40. 第4節 取引をめぐる力関係としての企業間関係-外注取引関係を中心に/p112 (67コマ目)
  41. 第1項 外注取引関係独自の競争関係の存在/p112 (67コマ目)
  42. 第2項 発注側企業間の競争関係/p113 (67コマ目)
  43. 第3項 受注側企業間の競争関係/p115 (68コマ目)
  44. 第4項 発注側企業と受注側企業の取引における力関係/p117 (69コマ目)
  45. 第5項 対等ならざる外注取引関係=下請取引関係の3形態/p121 (71コマ目)
  46. 第5節 分業を媒介する取引関係-まとめ/p123 (72コマ目)
  47. 第7章 専門化,取引関係および階層構造の実態/p126 (74コマ目)
  48. 第1節 工業実態基本調査の再集計を利用した下請取引関係の階層構造の実態分析/p127 (74コマ目)
  49. 第1項 従業者規模別に見た下請受注の有無とその比率/p127 (74コマ目)
  50. 第2項 下請仕事をもっぱらしている企業の第1位納入先依存度/p131 (76コマ目)
  51. 第3項 もっぱら下請仕事をしている企業の外注利用状況/p134 (78コマ目)
  52. 第4項 もっぱら下請をしている企業の第1位納入先企業の規模/p138 (80コマ目)
  53. 第2節 大規模アンケート調査で見た専門化と階層構造の実態/p141 (81コマ目)
  54. 第1項 特定分野への専門化の状況/p141 (81コマ目)
  55. 第2項 特定加工専門化受注生産型企業の取引関係/p148 (85コマ目)
  56. 第3節 統計・アンケートによる概括的検討の意味するもの/p151 (86コマ目)
  57. 第1項 工業実態基本調査報告の再集計により確認されたこと/p151 (86コマ目)
  58. 第2項 アンケート調査結果から確認されたこと/p153 (87コマ目)
  59. 第3項 統計・アンケートでの概括的検討の意味/p154 (88コマ目)
  60. 第8章 社会的分業構造-専門化と規模階層視点からの把握/p158 (90コマ目)
  61. 第1節 山脈構造型社会的分業構造図/p158 (90コマ目)
  62. 第2節 山脈構造型社会的分業構造把握の意義/p161 (91コマ目)
  63. 第9章 機械工業の地域分布と地域別動向の統計的確認/p169 (95コマ目)
  64. 第1節 工業統計による地域別動向把握/p170 (96コマ目)
  65. 第1項 1980年代の動向(1980~1988年)/p170 (96コマ目)
  66. 第2項 1988年から1993年にかけての出荷額の地域別動向/p177 (99コマ目)
  67. 第3項 工業統計による確認が示唆するもの/p178 (100コマ目)
  68. 第2節 機械金属工業中小企業の地域間における存立状況の差異/p179 (100コマ目)
  69. 第1項 工業集積地域4地域(東京圏,長野県,静岡県,東北B)の比較-中小企業事業団中小企業研究所編『'91中小製造業の発展動向』結果を利用して/p179 (100コマ目)
  70. 第2項 1990年代不況下での4地域(東京圏,東北B,長野県,北九州)状況比較/p185 (103コマ目)
  71. 第3項 地域間での状況の大きな差異の存在/p187 (104コマ目)
  72. 第10章 機械工業企業存立の地域的類型化/p189 (105コマ目)
  73. 第1節 機械工業企業存立の地域的類型/p189 (105コマ目)
  74. 第2節 大都市圏工業集積-東京城南地域を中心とした京浜地域の工業集積を例に/p193 (107コマ目)
  75. 第1項 工業集積の範囲/p193 (107コマ目)
  76. 第2項 工業集積を構成する企業群/p195 (108コマ目)
  77. 第3項 京浜地域工業集積の独自機能/p203 (112コマ目)
  78. 第3節 企業城下町型工業集積-茨城県日立地域を例に/p207 (114コマ目)
  79. 第1項 日立地域の工業集積の特徴/p207 (114コマ目)
  80. 第2項 日立地域企業の事例/p210 (116コマ目)
  81. 第3項 事例の示唆するもの/p214 (118コマ目)
  82. 第4節 中核的巨大企業主導ではない地方工業集積-長野県諏訪地域を例に/p214 (118コマ目)
  83. 第1項 完成品生産大企業の状況/p215 (118コマ目)
  84. 第2項 中堅完成品生産企業の事例/p216 (119コマ目)
  85. 第3項 域外受注の特定加工専門化受注生産型の中堅・中小零細企業群/p218 (120コマ目)
  86. 第4項 域内需要に依存する特定加工専門化受注生産型中小零細企業群/p227 (124コマ目)
  87. 第5項 諏訪地域工業集積の特徴/p230 (126コマ目)
  88. 第5節 工業集積外立地企業/p231 (126コマ目)
  89. 第1項 広域的受注の特定加工専門化受注生産型企業群/p232 (127コマ目)
  90. 第2項 大企業の工業集積地域外立地分工場と不熟練労働力動員受注生産型中小零細企業/p239 (130コマ目)
  91. 第11章 日本機械工業の地域間分業構造/p250 (136コマ目)
  92. 第1節 既存工業集積地域間の差異-工業集積度による整理/p250 (136コマ目)
  93. 第1項 各工業集積に存立する企業類型の差異/p250 (136コマ目)
  94. 第2項 工業集積間で異なる生産機能/p254 (138コマ目)
  95. 第3項 工業集積間の機能の差異をもたらす要因-工業集積度と3つの工業集積/p255 (138コマ目)
  96. 第2節 広域的分業構造の形成と既存の工業集積/p264 (143コマ目)
  97. 第3節 国内機械工業の地域間分業概念図/p268 (145コマ目)
  98. 第12章 日本機械工業の社会的分業構造と競争/p274 (148コマ目)
  99. 第1節 立地選択の経営戦略化と企業間競争/p274 (148コマ目)
  100. 第2節 地域間分業構造の形成と地域間競合/p276 (149コマ目)
  101. 第3節 競争・競合の展開方向/p279 (150コマ目)
  102. 第3部 歴史的展開の概観と既存議論の位置づけ/p281 (151コマ目)
  103. 第13章 社会的分業構造の形成展開と到達点/p282 (152コマ目)
  104. 第1節 高度成長期の地域分業構造と下請系列関係/p282 (152コマ目)
  105. 第1項 完結型工業集積の併存/p282 (152コマ目)
  106. 第2項 下請系列取引関係の形成/p284 (153コマ目)
  107. 第2節 1970年代・第1次石油危機以降の地域間分業構造と下請系列関係/p287 (154コマ目)
  108. 第1項 地域間分業構造の形成/p287 (154コマ目)
  109. 第2項 地域展開-地方量産工場の形成と下請系列関係の広域化/p288 (155コマ目)
  110. 第3項 地域間分業構造の変化/p290 (156コマ目)
  111. 第4項 下請系列取引関係の変化/p291 (156コマ目)
  112. 第3節 国内完結型のもとでの社会的分業構造の到達点/p293 (157コマ目)
  113. 第14章 日本機械工業の社会的分業構造の構造変化の方向/p299 (160コマ目)
  114. 第1節 近年の環境条件の変化/p299 (160コマ目)
  115. 第2節 機械工業中小企業の海外生産化・東アジア化の実態/p301 (161コマ目)
  116. 第3節 東アジア化のもとでの国内外社会的分業再編成の基軸/p305 (163コマ目)
  117. 第4節 分業構造再編成による国内機械工業の構造変化/p307 (164コマ目)
  118. 第1項 国内取引関係の変化-下請系列関係の解体への道/p307 (164コマ目)
  119. 第2項 国内地域分業構造の変化-国内完結型から東アジア化/p311 (166コマ目)
  120. 第5節 東アジア化の中での新たな下請系列関係の可能性/p313 (167コマ目)
  121. 第15章 下請制諸議論の社会的分業構造内での位置/p317 (169コマ目)
  122. 第1節 下請制諸議論の位置づけ/p317 (169コマ目)
  123. 第2節 下請制諸議論の位置づけの変化/p320 (171コマ目)
  124. 付論 大都市における機械工業零細経営の機能と存立基盤-東京都城南地域の場合/p324 (173コマ目)
  125. はじめに/p324 (173コマ目)
  126. I 機械工業零細経営の動向/p327 (174コマ目)
  127. II 機械工業零細経営の形成/p328 (175コマ目)
  128. III 零細経営の取引関係/p335 (178コマ目)
  129. IV 取引諸条件と零細経営の収入/p349 (185コマ目)
  130. V 小括/p357 (189コマ目)
  131. 参考文献/p364 (193コマ目)
  132. 参考統計/p373 (197コマ目)
  133. あとがき/p375 (198コマ目)
  134. 大都市圏工業集積の実態分析-日本機械工業の社会的分業構造実態分析編1- (202コマ目)
233アクセス

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000171521
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000171795
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000335835
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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