社会病理学と社会的現実
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Bibliographic Information
- Title
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社会病理学と社会的現実
- Author
-
佐々木, 嬉代三, 1939-
- Author(Another name)
-
ササキ, キヨゾウ
- University
-
立命館大学
- Types of degree
-
博士(社会学)
- Grant ID
-
乙第235号
- Degree year
-
1999-03-26
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- ―目次―/p2 (4コマ目)
- はじめに/p1 (5コマ目)
- 第1部 社会病理学の理論 (7コマ目)
- 第1章 社会学と社会問題/p6 (8コマ目)
- はじめに―社会学の性格/p6 (8コマ目)
- ｢社会と個人｣問題/p8 (9コマ目)
- 問題解決の方途/p10 (10コマ目)
- 社会問題の社会学的定義/p12 (11コマ目)
- おわりに―社会学と社会問題/p15 (12コマ目)
- 第2章 アノミー論と逸脱行為/p20 (15コマ目)
- デュルケムの理論/p20 (15コマ目)
- グレージヤの理論/p24 (17コマ目)
- マートンの理論/p28 (19コマ目)
- コーヘンの批判/p31 (20コマ目)
- ハイマンの批判/p34 (22コマ目)
- アノミーと逸脱行為/p36 (23コマ目)
- 第3章 ラベリング論の意義と限界/p43 (26コマ目)
- 問題提起―｢価値自由の社会学｣の否定/p43 (26コマ目)
- 逸脱者の創出と規則の制定過程/p47 (28コマ目)
- ラベリング論の意義と限界/p53 (31コマ目)
- 第4章 社会病理学の復権/p62 (36コマ目)
- 社会問題と社会病理/p62 (36コマ目)
- 社会病理学の課題/p65 (37コマ目)
- デュルケムの犯罪観/p68 (39コマ目)
- アメリカの社会問題論/p71 (40コマ目)
- 日常性の病理/p73 (41コマ目)
- 社会病理学の復権?/p78 (44コマ目)
- 第5章 現代の病と教育の課題/p82 (46コマ目)
- ｢悪｣のドラマ化/p82 (46コマ目)
- 人格の｢聖｣性/p88 (49コマ目)
- 知の｢病｣/p92 (51コマ目)
- 優美の回復/p95 (52コマ目)
- 第6章 社会病理学的実証研究と理論研究/p101 (55コマ目)
- はじめに―知の柑対化/p101 (55コマ目)
- 調査と理論/p103 (56コマ目)
- 病理の｢社会性｣と｢日常性｣/p106 (58コマ目)
- おわりに―｢語り得るもの｣の限界?/p111 (60コマ目)
- 第2部 現代の社会病理 (62コマ目)
- 第7章 現代日本の非行について―非行増大の意味するもの―/p116 (63コマ目)
- 問題提起―風俗としての非行/p116 (63コマ目)
- 統計の示すもの―遊びとしての非行/p117 (63コマ目)
- 監視のまなざし/p122 (66コマ目)
- 歴史の皮肉/p125 (67コマ目)
- 甘えの構造/p129 (69コマ目)
- 非行において病めるもの/p135 (72コマ目)
- 第8章 現代家族と非行問題/p140 (75コマ目)
- はじめに―問題提起/p140 (75コマ目)
- 非行とは何か/p143 (76コマ目)
- 現代日本の非行/p146 (78コマ目)
- 現代日本の家族/p150 (80コマ目)
- 現代家族と非行/p155 (82コマ目)
- もう一つの非行―｢豊かな社会｣の裏側/p159 (84コマ目)
- 補足:その後の少年非行の動向について/p162 (86コマ目)
- 第9章 現代社会と人間の問題/p166 (88コマ目)
- テーマとしての｢社会と個人｣/p166 (88コマ目)
- 聖なる個人と俗なる個人/p174 (92コマ目)
- 大衆の現在･個の現在/p182 (96コマ目)
- 結びにかえて―新しいヒューマニズムの希求/p190 (100コマ目)
- 第10章 現代の貧困と犯罪/p195 (102コマ目)
- はじめに―問題意識/p195 (102コマ目)
- アノミー論の転換―土台としての下層的現実/p197 (103コマ目)
- 例証―永山則夫の場合/p200 (105コマ目)
- ドラマの内面化/p204 (107コマ目)
- 貧困の意味するもの/p208 (109コマ目)
- 第11章 ｢豊かな社会｣の犯罪/p212 (111コマ目)
- はじめに―豊かさの影のなかで/p212 (111コマ目)
- 欲望のアノミー/p214 (112コマ目)
- 連帯なき孤立/p218 (114コマ目)
- 虚ろな子どもたち/p221 (115コマ目)
- おわりに―想像力の回復/p226 (118コマ目)
- 第12章 家族崩壊の社会的背景/p231 (120コマ目)
- はじめに―問題提起/p231 (120コマ目)
- 家族の｢運命｣/p232 (121コマ目)
- ｢運命｣としての家族/p234 (122コマ目)
- ｢運命｣の破綻/p237 (123コマ目)
- ｢解体｣と｢漂流｣/p240 (125コマ目)
- ｢浮遊｣する子どもたち/p241 (125コマ目)
- おわりに―リアリティのなかへ/p244 (127コマ目)
- 第3部 歴史社会学的考察 (128コマ目)
- 第13章 戦前日本の転向/p248 (129コマ目)
- 問題提起―転向以前/p248 (129コマ目)
- 転向概念をめぐって/p260 (135コマ目)
- 転向の軌跡―内面過程を中心に/p264 (137コマ目)
- 転向の軌跡―政策過程を中心に/p273 (141コマ目)
- 結びにかえて―転向知識人の生き方/p287 (148コマ目)
- 第14章 移住民問題を通してみた沖縄と日本/p294 (152コマ目)
- はじめに―移住民前史/p294 (152コマ目)
- 移住民の時代―ハワイ編/p300 (155コマ目)
- 移住民の時代―メキシコ･カリフォルニア編/p306 (158コマ目)
- 結びにかえて―移住民の現在/p313 (161コマ目)
- あとがき/p325 (167コマ目)
- 索引/p329 (169コマ目)