犯罪概念と可罰性 : 客観的処罰条件と一身的処罰阻却事由について hanzai gainen to kabatsusei -kyakkanteki shobatsu joken to isshinteki shobatsu sokyaku jiyu ni tsuite-

Search this Article

Author

    • 松原, 芳博 マツバラ, ヨシヒロ

Bibliographic Information

Title

犯罪概念と可罰性 : 客観的処罰条件と一身的処罰阻却事由について

Other Title

hanzai gainen to kabatsusei -kyakkanteki shobatsu joken to isshinteki shobatsu sokyaku jiyu ni tsuite-

Author

松原, 芳博

Author(Another name)

マツバラ, ヨシヒロ

University

早稲田大学

Types of degree

博士(法学)

Grant ID

乙第1413号

Degree year

1998-11-24

Note and Description

博士論文

早稲田大学授与学位論文(博士): 制度:新 ; 文部省報告番号:乙1413号 ; 学位の種類:博士(法学) ; 授与年月日:1998-11-24 ; 早大学位記番号:新2713 概要書あり

Table of Contents

  1. はしがき/p1 (4コマ目)
  2. 目次/p1 (5コマ目)
  3. 序章 「可罰性」の概念/p1 (11コマ目)
  4. はじめに/p1 (11コマ目)
  5. 第一節 「可罰性」の意義/p2 (12コマ目)
  6. 第二節 「可罰性」の内容―「当罰性」と「要罰性」―/p4 (13コマ目)
  7. 第三節 「可罰性」の犯罪論体系上の地位/p8 (15コマ目)
  8. 第四節 小括/p12 (17コマ目)
  9. 第一編 いわゆる客観的処罰条件について (17コマ目)
  10. 第一章 「犯罪」概念と客観的処罰条件/p15 (18コマ目)
  11. 第一節 「客観的処罰条件」概念の問題性/p15 (18コマ目)
  12. 第二節 「客観的処罰条件」という用語/p21 (21コマ目)
  13. 第三節 学説状況の概観/p28 (25コマ目)
  14. 第四節 犯罪概念の各構成要素と客観的処罰条件―次章以下の指針として―/p39 (30コマ目)
  15. 第二章 「行為」と客観的処罰条件/p43 (32コマ目)
  16. 第三章 「構成要件」と客観的処罰条件―客観的処罰条件概念の確立期の学説を素材として―/p47 (34コマ目)
  17. 序説/p47 (34コマ目)
  18. 第一節 ドイツの学説/p48 (35コマ目)
  19. 第一款 「価値中立的な構成要件」と客観的処罰条件/p48 (35コマ目)
  20. 第二款 「不法類型としての構成要件」と客観的処罰条件/p55 (38コマ目)
  21. 第二節 わが国の学説/p64 (43コマ目)
  22. 第三節 考察/p69 (45コマ目)
  23. 第四章 責任主義と客観的処罰条件―一九五〇年代以降のドイツにおける学説を素材として―/p79 (50コマ目)
  24. 序説/p79 (50コマ目)
  25. 第一節 通説的見解―処罰制限事由説/p81 (51コマ目)
  26. 第一款 シュミットホイザーの見解―処罰制限事由説の基本的思考方法―/p83 (52コマ目)
  27. 第二款 シュトラーテンヴェルト見解―「当罰性」と「要罰性」の分離―/p87 (54コマ目)
  28. 第三款 処罰制限事由説の問題性/p91 (56コマ目)
  29. 第二節 通説に反対する見解―不法要素説/p107 (64コマ目)
  30. 第一款 オットーの見解―当罰的な法益の侵害・危殆化と客観的処罰条件―/p109 (65コマ目)
  31. 第二款 ヤコブスの見解―命令・禁止の遡及的、事後的な条件としての客観的処罰条件―/p112 (67コマ目)
  32. 第三款 アルトゥール・カウフマンの見解―責任主義の限界としての客観的処罰条件―/p115 (68コマ目)
  33. 第四款 シュヴァイケルトの見解―危険責任説による客観的処罰条件の正当化―/p120 (71コマ目)
  34. 第五款 ザックスの見解―客観的処罰条件に関する回避不可能な錯誤の免責―/p125 (73コマ目)
  35. 第六款 ベムマンの見解―客観的処罰条件の存在の否定―/p131 (76コマ目)
  36. 第三節 小括/p141 (81コマ目)
  37. 第五章 「犯罪」概念の実質化と客観的処罰条件―わが国における客観的処罰条件の還元論―/p145 (83コマ目)
  38. 序説/p145 (83コマ目)
  39. 第一節 「可罰性」の要素としての客観的処罰条件/p146 (84コマ目)
  40. 第一款 荘子邦雄教授の見解/p146 (84コマ目)
  41. 第二款 中野次雄教授の見解/p150 (86コマ目)
  42. 第二節 「責任」の要素としての客観的処罰条件―堀内捷三教授の見解―/p155 (88コマ目)
  43. 第三節 「可罰的違法類型」の要素としての客観的処罰条件―佐伯千仭博士の見解―/p161 (91コマ目)
  44. 第四節 小括/p172 (97コマ目)
  45. 第六章 規範論と客観的処罰条件―犯罪論における「結果」の体系的地位―/p175 (98コマ目)
  46. 第一節 問題の所在/p175 (98コマ目)
  47. 第二節 一元的人的不法論/p178 (100コマ目)
  48. 第一款 一元的人的不法論の主張/p178 (100コマ目)
  49. 第二款 批判的検討/p191 (106コマ目)
  50. 第三節 二元的人的不法論/p203 (112コマ目)
  51. 第一款 二元的人的不法論の主張/p203 (112コマ目)
  52. 第二款 批判的検討/p209 (115コマ目)
  53. 第四節 客観的評価規範論の正当性/p218 (120コマ目)
  54. 第五節 規範論と客観的処罰条件/p222 (122コマ目)
  55. 第七章 客観的処罰条件の犯罪概念への還元のための一試論/p225 (123コマ目)
  56. 第一節 事前収賄罪における「公務員への就任」/p225 (123コマ目)
  57. 第一款 事前収賄罪の不法構造/p225 (123コマ目)
  58. 第二款 不法構成要件への還元にともなう解釈論上の帰結/p236 (129コマ目)
  59. 第二節 破産犯罪における「破産宣告の確定」/p249 (135コマ目)
  60. 第一款 破産犯罪の不法構造/p249 (135コマ目)
  61. 第二款 不法構成要件への還元にともなう解釈論上の帰結―とくに行為と「破産宣告の確定」との関係について―/p265 (143コマ目)
  62. 第三節 公務執行妨害罪における「職務行為の適法性」等/p277 (149コマ目)
  63. 第八章 判例と客観的処罰条件―破産犯罪における「破産宣告の確定」の法的性質と解釈論上の取扱い―/p285 (153コマ目)
  64. 序説/p285 (153コマ目)
  65. 第一節 「破産宣告の確定」の法的性質/p286 (154コマ目)
  66. 第二節 行為と「破産宣告の確定」との時間的前後関係/p287 (154コマ目)
  67. 第三節 行為と「破産宣告の確定」とのあいだの因果関係/p294 (158コマ目)
  68. 第四節 「破産宣告の確定」前の原状回復/p300 (161コマ目)
  69. 第五節 「破産宣告の確定」の可能性および「破産宣告の確定」に対する認識・予見/p303 (162コマ目)
  70. 第六節 「破産宣告の確定」と罪数/p309 (165コマ目)
  71. 第七節 公訴時効の起算点/p312 (167コマ目)
  72. 第八節 「破産宣告の確定」前の刑の変更/p315 (168コマ目)
  73. 第九節 「破産宣告の確定」の訴訟法上の取扱い/p318 (170コマ目)
  74. 第一〇節 小括/p321 (171コマ目)
  75. 第二編 いわゆる一身的処罰阻却事由について (172コマ目)
  76. 第一章 「犯罪」概念と一身的処罰阻却事由/p325 (173コマ目)
  77. 第一節 通説的見解の問題性/p325 (173コマ目)
  78. 第二節 「一身的処罰阻却事由」概念の存在理由/p335 (178コマ目)
  79. 第三節 一身的処罰阻却事由の「犯罪」概念への還元の可能性/p339 (180コマ目)
  80. 第二章 機能論的―目的論的な犯罪概念と一身的処罰阻却事由/p349 (185コマ目)
  81. 序説/p349 (185コマ目)
  82. 第一節 シュミットホイザーの見解―「当罰性」と一身的処罰阻却事由―/p351 (186コマ目)
  83. 第二節 ブロイの見解―「要罰性」による不法の質的修正と一身的処罰阻却事由―/p354 (188コマ目)
  84. 第三節 ロクシンの見解―「答責性」と一身的処罰阻却事由―/p359 (190コマ目)
  85. 第四節 小括/p364 (193コマ目)
  86. 第三章 親族相盗例/p367 (194コマ目)
  87. 第一節 問題の所在/p367 (194コマ目)
  88. 第二節 実質的法的性質論―刑の免除の実質的根拠/p370 (196コマ目)
  89. 第一款 処罰阻却事由説(政策説)/p370 (196コマ目)
  90. 第二款 違法阻却・減少説/p375 (198コマ目)
  91. 第三款 二元説および複合説/p380 (201コマ目)
  92. 第四款 責任阻却・減少説/p382 (202コマ目)
  93. 第五款 責任論への還元のための一試論/p389 (205コマ目)
  94. 第三節 形式的法的性質論―「犯罪」の成否/p394 (208コマ目)
  95. 第一款 判例・学説の状況/p394 (208コマ目)
  96. 第二款 検討/p396 (209コマ目)
  97. 第四節 責任論への還元にともなう解釈論上の帰結/p401 (211コマ目)
  98. 第一款 親族関係の錯誤/p401 (211コマ目)
  99. 第二款 親族関係の対象/p409 (215コマ目)
  100. 第三款 内縁関係への適用/p413 (217コマ目)
  101. 第四款 共犯の取扱いおよび獲得物の贓物性〔盗品性〕/p415 (218コマ目)
  102. 第四章 盗品等に関する罪における親族特例/p419 (220コマ目)
  103. 第一節 法的性質―「犯罪」の成否と刑の免除の実質的根拠/p419 (220コマ目)
  104. 第一款 判例・学説の検討/p419 (220コマ目)
  105. 第二款 責任論への還元/p424 (223コマ目)
  106. 第二節 解釈論上の諸問題/p426 (224コマ目)
  107. 第一款 親族関係の錯誤/p426 (224コマ目)
  108. 第二款 親族関係の対象/p429 (225コマ目)
  109. 第五章 犯人蔵匿罪および証拠隠滅罪に関する親族特例/p435 (228コマ目)
  110. 結語/p441 (231コマ目)
122access

Keywords

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    500000173688
  • NII Author ID (NRID)
    • 8000000173964
  • DOI(NDL)
  • Text Lang
    • jpn
  • NDLBibID
    • 000000338002
  • Source
    • Institutional Repository
    • NDL ONLINE
    • NDL Digital Collections
Page Top