The value of multislice CT in the diagnosis : gastrointestinal tract diseases 消化管画像診断におけるマルチスライスCTの有用性の検討
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著者
書誌事項
- タイトル
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The value of multislice CT in the diagnosis : gastrointestinal tract diseases
- タイトル別名
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消化管画像診断におけるマルチスライスCTの有用性の検討
- 著者名
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伊牟田, 真功
- 著者別名
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イムタ, マサノリ
- 学位授与大学
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熊本大学
- 取得学位
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博士 (医学)
- 学位授与番号
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甲第1569号
- 学位授与年月日
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2006-03-24
注記・抄録
博士論文
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学位論文(Thesis)
マルチスライスCTは高い空間分解能と高速撮像が特徴であり、立体的かつ複雑に走行する管腔臓器である消化管領域において有用な検査法である。 研究(1)消化管穿孔における穿孔部位同定のCTの有用性について検討した。腹腔内遊離ガスや脂肪織濃度上昇といった二次性変化のみならず、腸管壁そのものの断裂所見の描出能についても検討した。 研究(2)マルチスライスCTから得られる二次元画像から三次元の仮想内視鏡像を得ることが可能である。CT-colonography(CTC)はCTを用いた比較的新しい大腸検査法であるが、ブタ大腸を用いた模擬ポリープを用いて仮想内視鏡像の有用性とポリープの形態と描出能の関連性について検討した。 研究(3)CTCの問題点のひとつに画像解析に時間と熟練を要することが挙げられる。Iumen view(腸管展開画像)は、CTCにおいて結腸全体を俯瞰的に観察することができる表示方法であり、CTCを用いた大腸スクリーニングにおけるlumen viewの有用性を検討した。