顔面神経麻痺を呈したライム病の1例

この論文をさがす

抄録

67歳,女.右耳介のダニ剌咬約1週間後に同部に浮腫性紅斑と右側末梢性顔面神経麻痺が出現した.マイクロカプセル凝集法により血清抗ボレリア抗体価160倍陽性を認め,ライム病による顔面神経麻痺と診断した.紅斑部の皮膚片の培養により,本邦の神経ボレリアとしては初めてボレリアの分離培養に成功した.

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ