微小地震観測データのデータベース化とその検索システムの製作

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  • A Database System and its Online Search Engine for Seismic Observation Data

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抄録

日本国内の微小地震観測の事実上の標準フォーマットとなったWINフォーマットが提案されてから,2007年時点で10年以上が経過している。地震予知研究センターで最初にWINフォーマットを採用したのは,1995年の兵庫県南部地震の緊急合同余震観測の際であるが,その後,定常微小地震観測網のデータ処理システムとしてもWINフォーマットを採用し,すでに大量のデータが蓄積されている。今回,これらの定常観測や合同観測のデータ,さらにはWINフォーマット以前の過去の観測データにフォーマット変換を施したもの等を,大容量ディスク上にオンラインで保持し,その上でこれらの中から必要なデータをウェブベースで検索しダウンロードするシステムを試作したので報告する。

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