メコン河開発 : 21世紀の開発援助

書誌事項

メコン河開発 : 21世紀の開発援助

松本悟著

築地書館, 1997.5

タイトル読み

メコンガワ カイハツ : 21セイキ ノ カイハツ エンジョ

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注記

文献: p172-175

内容説明・目次

内容説明

2億2000万の流域人口をかかえ、中国を含む東南アジア主要国を流域にもつメコン河。その流域の水力発電ダム開発の具体的ケースを通じて現状を詳細に分析。世銀、アジア開銀、日本政府の動きを紹介しながら、21世紀の開発援助を考える試金石として、メコン河開発を展望。「持続可能な開発」実現のための条件を、4年にわたる現地でのNGO活動と最新の資料を駆使して浮き彫りにする。

目次

  • 序章 「持続可能な開発」の潮流とメコン河開発
  • 第1章 まるで、ダムのパッチワーク—メコン河開発
  • 第2章 住民移転問題—検証ナム・グム・ダム(1)
  • 第3章 経済性への疑問—検証ナム・グム・ダム(2)
  • 第4章 援助が援助を呼ぶ—検証ナム・ソン・ダム
  • 第5章 水没地の伐採問題—検証ナム・トゥン第2ダム(1)
  • 第6章 事前調査に何が欠けているか—検証ナム・トゥン第2ダム(2)
  • 第7章 タイは本当に電力を買うのか—検証ナム・トゥン第2ダム(3)
  • 第8章 声を出せない住民たち
  • 第9章 メコン河をねらう国際社会—メコン河委員会、アジア開発銀行、日本政府…
  • 第10章 メコン河開発の今後を考える

「BOOKデータベース」 より

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