日本近代詩とキリスト教
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書誌事項
日本近代詩とキリスト教
(佐藤泰正著作集 / 佐藤泰正著, 10)
翰林書房, 1997.10
- タイトル読み
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ニホン キンダイシ ト キリストキョウ
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内容説明・目次
内容説明
本書に収めた賢治論も、透谷論、藤村論も、後のそれぞれの仕事の萌芽、というよりも、すでにその核心をなすものである。本書の特色は、透谷と藤村、朔太郎と暮鳥、さらには重吉と天平という対比の論及にあり、それらは互いを照射して、おのずからに自身の本体をあらわすかともみえる。
目次
- 1 八木重吉と草野天平(八木重吉—その一側面;草野天平覚書 ほか)
- 2 宮沢賢治—そのキリスト教観(「銀河鉄道の夜」と挽歌をめぐって;「空明と傷痍」その他をめぐって ほか)
- 3 透谷と藤村(透谷—「楚囚之詩」をめぐって;透谷—「蓬莱曲」 ほか)
- 4 朔太郎と暮鳥(朔太郎—「浄罪詩篇」;朔太郎—「宿命」の散文詩篇をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より